新型燃料電池自動車「Honda FCV CONCEPT」を世界初披露

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年11月17日 15時30分

新型燃料電池自動車「Honda FCV CONCEPT」を世界初披露



本田技研工業株式会社は、新型の燃料電池自動車(FCV)のコンセプトカー「Honda FCV CONCEPT」と、FCVから最大出力9kWのAC出力を可能にする外部給電器のコンセプトモデル「Honda Power Exporter CONCEPT」を世界初披露した。
「Honda FCV CONCEPT」をベースにした新型FCVを2015年度中に日本での発売を目指し、その後米国や欧州へ展開していく予定。




ホンダは、「Honda FCV CONCEPT」と外部給電器に加えホンダの独自技術である高圧水電解システムを採用したパッケージ型「スマート水素ステーション」の普及促進を図り、来たる水素社会に向けて「つくる」「つかう」「つながる」という3つのコンセプトでCO2ゼロ社会の早期実現を目指す。
ホンダは、多様なエネルギー源から製造可能で輸送や貯蔵もできる水素を、次世代エネルギーキャリアと考えた。その水素と空気中の酸素を化学反応させ、発生した電気によりモーターを動かして走るFCVを環境車と位置づけ、1980年代後半から研究開発を行った。
2002年にホンダが開発した「FCX」は、米国環境保護庁およびカリフォルニア州大気資源局(CARB)認定をFCVとして世界で初めて取得し、日本と米国でリース販売を開始。2003年には、世界で初めて氷点下での始動を可能にした燃料電池スタック「Honda FC STACK」を開発。2005年には世界で初めてFCVを米国の個人ユーザーに対しリース販売を開始。


(FCXクラリティ)
2008年には他社に先駆け、セダンタイプのパッケージや異次元のドライブフィールを備えた「FCXクラリティ」のリース販売を開始。
ホンダはこれまで日本と米国でFCVのリース販売を行い、リアルワールドでの一般ユーザーの使い勝手や走行データを蓄積し、FCV開発のリーディングカンパニーであると自負している。
「Honda FCV CONCEPT」は、FCXクラリティの後継モデルとして、性能向上とコストダウンを目指した次世代FCVのコンセプトカー。



搭載している新開発の燃料電池スタックは、従来型より33%の小型化を図りながら、出力は100kW以上。出力密度は、3.1kW/Lと従来比で約60%の向上を実現。小型化した燃料電池スタックを含めたパワートレインを、市販車として世界で初めてセダンタイプのボンネット内に集約し搭載。大人5人が快適に座れる、フルキャビンパッケージを実現し、将来のFCVの普及拡大期において複数の車種に展開することを可能としている。
「Honda FCV CONCEPT」は70MPaの高圧水素貯蔵タンクを搭載し、700km以上(JC08モード走行時、充填圧70MPaの水素ステーションでのHonda社内測定値)の航続距離を実現。水素タンクの再充填は約3分程度(水素充填条件によっては充填時間が異なる)という短時間で完了。
現在のガソリン車と同等の使い勝手を可能にした。



FCXクラリティで実証試験を積み重ねた外部給電機能(日本仕様)を装備。FCVと外部給電器を組み合わせることで「走る電源」として、災害時などにクルマが作る電力をコミュニティに提供。
ホンダは、スマート水素ステーションやFCV、外部給電器などの水素関連技術にチャレンジし続ける。

本田技研工業株式会社 公式

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