"第2期"マクラーレン・ホンダ、FIA公式テストに初見参!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年11月26日 13時40分

"第2期"マクラーレン・ホンダ、FIA公式テストに初見参!


来季からタッグを組んでF1世界選手権に挑むマクラーレン・ホンダは、11月25日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われたFIA公式テストに初めて参加。開発用マシン「MP4-29H/1X1」を走らせ、その写真と映像を公開した。


ホンダから発行されたプレスリリースを見て心が躍る。これまでのリリースのように「Hondaは」という書き出しではなく、最初の主語が「McLaren Honda(マクラーレン・ホンダ)は...」となっていたからだ。新たなチームが始動したことを実感させる。

今回のテストで走ったMP4-29H/1X1は、先日の撮影用セッションと同様に、マクラーレン・チームが今季のF1世界選手権で走らせていた「MP4-29」から、メルセデス製パワーユニットを取り外し、ホンダが来季に向けて開発してきた新しいパワーユニットを搭載したものと見られる。それはかつてグランプリで圧倒的な強さを誇った1.5リッターV型6気筒ツインターボや、3.5リッター自然吸気V型10気筒、V型12気筒エンジンと異なり、今季からレギュレーションで定められているターボチャージャーを1基のみ備えた1.6リッターV型6気筒直噴エンジンと、減速時に発生する運動エネルギーを電気に変換する「MGU-K」(運動エネルギー回生システム)、エンジンから出る排気の熱から電気を作り出す「MGU-H」(熱エネルギー回生システム)、それらの電気を蓄えるバッテリー、そして発電および加速に使うモーター/ジェネレーター・ユニットなどを含めて「パワーユニット」と呼ばれる。つまりホンダはかつてのような「エンジン・サプライヤー」ではなく、「パワーユニット・サプライヤー」として来季からF1に参戦するわけだ。その最高出力はエンジン単体で約600ps、加えてMGU-Kが約160psと言われている。
今回の初テストでは、もちろん車体が来季のレース用マシンとは異なるため、ホンダ製パワーユニットの「システムチェック」が目的だったという。株式会社本田技術研究所 専務執行役員でF1プロジェクト総責任者を務める新井康久氏は、以下のようなコメントを発表している。

「今回のテストは、ウィンターテストが始まるまでに行なっておきたかったパワーユニットのシステム確認が目的でした。開発中のパワーユニットでのテストとなりましたが、開幕戦のオーストラリアまでに、アップデートを図り、マクラーレンと一丸となって来シーズンに挑みます」

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