『特捜刑事マイアミ・バイス』のフェラーリ「テスタロッサ」が、約2.1億円で出品中

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年12月30日 7時30分

『特捜刑事マイアミ・バイス』のフェラーリ「テスタロッサ」が、約2.1億円で出品中



1980年代ほど、TV番組で使われたアイコン的なクルマが多い時代はなかったのではないか? どんなクルマがあったかと考え込まなくても、すらすら言うことができる。たとえば、『特攻野郎Aチーム』B・A・バラカスの「GMC バンデューラ」や『ナイトライダー』の「ナイト 2000」、『爆発!デューク』の「ダッジ チャージャー・ジェネラル・リー」、『探偵ハード&マック』の「コヨーテ」、『私立探偵マグナム』のフェラーリ「308GTSi」などだ。もっと挙げれば、『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』のGMCピックアップトラック、『Simon and Simon』のダッジ・ラム「パワーワゴン」、さらにはアニメの『トランスフォーマー』や『マシンロボ』(北米名:GoBots)、『マスク』などに夢中になった人もいるかもしれない。
そんな80年代の中でも最も印象的なクルマの1つだった『特捜刑事マイアミ・バイス』のフェラーリ「テスタロッサ」、しかも実際にドラマで使用された2台の1986年型テスタロッサのうちの1台とされるものが、米オークションサイトeBayに現在出品されている。このドラマで、当初ジェームズ・"ソニー"・クロケット刑事が運転していたのは黒のフェラーリ「デイトナ」だったが、実はこれはシボレー「C3 コルベット」のランニングギアをベースに製造されたレプリカだった。それを知ったフェラーリは、レプリカの製造元を訴え、さらに番組プロデューサーに、2台のテスタロッサを提供する代わりにそのレプリカをドラマ内で爆破させることを提案したのだ。それが、武器商人の潜入捜査をしている時に、クロケットのデイトナがミサイルに爆破されたシーンだと言われている。なおテスタロッサのボディの色は元々カーボンブラックだったが、夜は映像にとらえにくいので、監督のマイケル・マンがホワイトに塗り替えさせたのだそうだ。

eBayで付けられている価格は175万ドル(約2億1,100万円)。売り主はおよそ3年前に同車を購入し、今までの整備記録やフェラーリ・ノースアメリカからの書類は全て揃っているとのこと。また、前の持ち主は1991年に購入してからマイアミのガレージに何年も保管していたそうで、このクルマの走行距離は僅か1万6,000マイル(約2万5,750km)となっている。クラシックカー専門の自動車保険会社、Hagerty社の価格ガイド・レポートによると、テスタロッサの価値はこの4年でほぼ2倍に上がっているものの、新車同然のコンディションでも約9万3,500ドル(約1,130万円)にすぎないというから、ハリウッドのプレミアムとしてどれほど上乗せされているかが分かるだろう。それでは懐かしさが甦る写真と、さらに興味のある方はeBayのページをどうぞ。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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