超希少なランボルギーニ「ミウラSVJ」、通称「イオタ」がRMオークションに出品!

Autoblog JP(オートブログ) / 2015年1月8日 15時0分

超希少なランボルギーニ「ミウラSVJ」、通称「イオタ」がRMオークションに出品!



今、コレクターによる人気が急上昇しているクルマといえば、ミドシップカーの元祖と言えるランボルギーニ「ミウラ」だろう。ほんの数年前まで25万ドル(約3,000万円)ほどだった取引価格が、現在は爆発的に急上昇。最近ではオークションで100万ドル(約1億2,000万円)以上の値段が付くこともある。しかし、今月のRMオークションに出品されるこの特別な1台は、ついにその価格が200万ドル(約2億4,000万円)の大台を突破するかもしれない。
これほどの高値が予想されている理由は、普通の「ミウラ」ではなく、サンターガタ・ボロニェーゼの工場で数台のみが製造された「ミウラSVJ」、通称「イオタ」と呼ばれるモデルだから。ニュージーランド生まれのテスト・ドライバー、ボブ・ウォレス氏が力を注いだ"イオタ・プロジェクト"は、「もしもランボルギーニがレースに出場したら」をテーマにした開発実験だった。ランボルギーニの創設者であるフェルッチオ氏はこのプロジェクトに関心を示さなかったため、オリジナルのプロトタイプは廃車にされてしまったが、その存在を聞きつけた数人の顧客が、イオタ仕様にアップグレードすることを求めて、所有するミウラを工場に送ることとなった。

ランボルギーニの工場でイオタ仕様として製造または改造されたミウラは、数が非常に少なく、市場に出回るだけでも珍しい。私たちが実物を見たのは2010年10月のオークションで、この時の落札価格は115万ドル(約1億4,000万円)だった。そして今月15日から16日にアリゾナ州で開催されるRMオークションに出品される車両は、200万ドル(約2億4,000万円)から260万ドル(約3億1,000円)もの予想落札価格が付いている。実は、かつてオークションに出品された時にも200万ドルの値が提示されたが、結局売却されなかったのだ。

シャシー番号4892はもともと1971年に「ミウラSV」としてローマの顧客から注文を受けて生産されたもので、当時は白いボディに青いインテリアだった。それから3年の間に再び工場に戻されてイオタ仕様へアップグレードされた後、日本のトミタオートが輸入し、数人の日本人オーナーの元で過ごす。2007年にはアメリカのコレクターの手に渡り、ロードアイランド州で開催されたウィリアム・K・ヴァンダービルトJr.コンクール・デレガンスで最高の栄誉を獲得。この時点でも状態は申し分なかったのだが、さらに2年の月日と22万5,000ドルの費用を掛けて全面的なレストアを行い、その価値が生みの親ボブ・ウォレス氏をはじめ、数多くのエキスパートに認められることとなった。

もし今回売却されることになれば、2009年に250万ドル(約2億9,000万円)で売却された「レヴェントン」や、2011年にユニークなデザインが話題を呼び、216万ドル(約2億6,000万円)で売却されたベルトーネによるコンセプトカー「マルツァル」を凌ぐ、史上最高額のランボルギーニとなる可能性も高い。


By Noah Joseph
Source: RM Auctions
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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