トヨタ、対話のできる小型ロボット「KIROBO mini」を発売

Autoblog JP(オートブログ) / 2016年10月6日 7時0分

トヨタ、対話のできる小型ロボット「KIROBO mini」を発売


約3年前、トヨタは「KIROBO(キロボ)」と名付けられた体長約34cmの会話ができるロボットを発表した。この"対話型"ロボットは、国際宇宙ステーション(ISS)で若田光一宇宙飛行士と会話をするという、世界初の「人とロボットの会話実験」に挑戦するために開発された。そして現在、同社は日本中の人々に自分専用の"コミュニケーション・パートナー"としてロボット「KIROBO mini(キロボ・ミニ)」を提供しようと考えている。
座高10cmの愛らしいキロボ・ミニは、話しかけた人の方向に顔を向け、顔や手などを動かしながら雑談のような何気ない会話を交わせる話し相手となることができる。手のひらに載るほどの小型サイズのため、長距離ドライブには最適なパートナーとなるだろう。内蔵カメラで話し手の顔の表情を認識し、会話に合わせてトーンやジェスチャーを変えるという。

クルマで一緒に出掛けたときには、T-connectなどの接続サービスを通して得られた車両のロケーションなどの情報をもとに、例えば「長いドライブだったね。お疲れ様」など、その場に合ったコメントをしてくれるそうだ。さらに、話し掛けた人の好きなことや嫌いなこと、一緒に行った場所などを覚えることができ、話していくうちにその人に合わせた会話をするようになるという。

これを気味が悪いと感じる人もいるかもしれない。会話ができる、子どものようなロボットの開発は、トヨタにとっては異色な自動車以外の事業となる。このロボットの性能が人との交流に焦点が当てられていることに対し、ロイター通信は、日本の少子化に伴うニーズを満たす意味合いがあると指摘している。また、高齢者や1人暮らしをする若者など、孤立した人々に話し相手を提供する目的もあるようだ。

キロボ・ミニはBluetoothを搭載し、スマートフォンの専用アプリを介して対話できる。まず、東京都と愛知県の一部販売店で先行発売され、2017年には日本全国で発売される予定だ。キロボ・ミニの販売価格は3万9,800円(税抜き)となっており、国外での販売については明らかにされていない。

自動車メーカーがロボットを作るのは、トヨタが初めてではない。ホンダの「ASHIMO(アシモ)」はボールを蹴ったり、周りの状況に対応して次の動作を判断したりできるほか、会話や走ることも可能だ。


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By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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