カモフラージュをまとったメルセデスAMG「プロジェクト・ワン」がサーキットでテスト走行!

Autoblog JP(オートブログ) / 2018年9月24日 17時15分



メルセデスAMGの「プロジェクト・ワン」について、我々が少しずつ情報を得ているように、同社もこの革命的となり得るハイパーカーの開発テストを繰り返しながら情報を収集しているようだ。熱烈に期待されているクルマだから、スパイ・フォトグラファーや自動車エンスージアストがサーキットでテストする様子をチラリとでも見られたら大喜びすることをメルセデスAMGはよく知っている。そこで、情報が漏れるよりはと、先に自らテスト走行中の画像を公開することにしたようだ。
ドイツの自動車メディア『auto motor und sport』は先日、同車が英国やスペインの閉鎖されたサーキットでテスト走行をしていると報じていたが、この公式なプレスリリースは、その記事に対する返答と言えるかもしれない。また、この記事ではフォードがスーパーカー「フォードGT」を発売した際にそうしたように、購入してからすぐに転売して利益を得ることを禁止する項目をメルセデスAMGが売買契約に盛り込もうとしていることも指摘している。

F1用ハイブリッド・パワートレインの技術を公道仕様車に搭載するため、プロジェクト・ワンは数ヶ月にわたり複数のテストを行っている。メルセデスAMGはまず、バーチャル・エンジニアリングによってデジタルの仮想モデルでハイブリッド・コンポーネントを含むパワー・ユニットのテストを行い、次にサーキットのドライビングをシミュレーションするために、英国ブリックスワースにあるダイムラーのF1エンジン部門、ハイパフォーマンス・パワートレインズ(HPP)でダイノテストを行ったという。そうして事前に厳しいテストをパスしたコンポーネントはプロトタイプに搭載され、写真のようにサーキットで実走テストが行われるというわけだ。

このクルマに注ぎ込まれる技術は決して単純な物ではなく、そうして誕生したクルマも決して平均的な物ではない。AMGによればプロジェクト・ワンのパワー・ユニットは、ミドシップに搭載する許容回転数1万1,000rpmの1.6リッターV型6気筒ターボ・エンジンに、4つの電動モーターが組み合わされ(ターボに1基、エンジンに1基、そして前輪に2基)、合計で最高出力1,000馬力以上を発揮。0-200km/hまで6秒以下で加速し、最高速度は350km/hに達するという。

メルセデスAMGはこの現代の驚異を275台製造する予定だが、約3億円という価格にも関わらず既に全車が売約済みだという。生産開始は2019年になるため、それまでに引き続き情報や画像、映像が少しずつ公開されていくだろう。

By TONY MARKOVICH
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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