球春到来の号砲!各球団の“オープン戦第1号”は…

ベースボールキング / 2019年2月23日 17時30分

DeNAのネフタリ・ソト(C)KYODO NEWS IMAGES

◆ 2年連続のキングへ好発進

 2月1日の球春到来から3週間が過ぎ、23日からはオープン戦が開幕。言わば野球界における“2度目のお正月”となったこの日は沖縄で3試合が行われ、DeNAとヤクルト、楽天が白星スタートを切った。


 北谷で行われた中日-DeNAの一戦では、3回表にDeNAのネフタリ・ソトがレフトスタンドに豪快な一発。昨年はシーズン途中からのレギュラー定着ながら41本塁打を放って本塁打王に輝いた大砲が、来日2年目も良いスタートを踏み出した。

 1-0とリードで迎えた3回表。この回から登板した中日の2番手、期待の若手左腕・笠原祥太郎を前に2人がかんたんに倒れたものの、二死走者なしで打席に立ったソトは初球をフルスイング。凄まじい打球音を残して放たれた放物線は、レフトスタンドのはるか上空を通過して場外へと消えた。

 あまりの衝撃に、実況席からは「ボールはどこ?」「……“外”ですね」というやり取りも。DeNAはその後も伊藤光が一発を放てば、キャンプから好調を維持している核弾頭候補・神里和毅にも一発と計3本塁打。強力打線が順調な仕上がりぶりを披露している。


 一方の中日も、7回に福田永将が“チーム1号”の一発。昨季は自身初の規定打席到達を果たしたプロ13年目の内野手。大砲候補として期待されてきた男もついに30歳となり、選手会長として迎える新シーズンはチームを支える大黒柱としても期待がかかる。


▼ 中日 4 - 8 DeNA(北谷)
[勝] バリオス
[負] 吉見
[S] 国吉
[本] ソト、伊藤光、神里(DeNA)
[本] 福田(中日)


◆ 新人王の復活は…

 浦添で行われたヤクルトと阪神の一戦では、高卒4年目の広岡大志がヤクルトのオープン戦“チーム1号”。代打での出場となったが、その1打席目で最高の結果を残した。

 3-2と1点リードで迎えた4回裏。無死二塁のチャンスで阪神期待の高卒3年目右腕・才木浩人と対峙すると、3ボール・1ストライクから甘く入った速球をセンターに弾き返した打球は一直線にバックスクリーンへ。持ち前のパワーを発揮して見せた。

 次代の山田哲人として注目を浴びてきた期待の大型内野手。昨季は開幕スタメンを勝ち取るなどブレイクが期待されたが、そのままレギュラー定着とはならず。それでも、キャリア最多となる45試合の一軍出場で経験を積んだ。高卒4年目の今季こそ飛躍が期待される。


 一方、先制しながらも敗れてしまった阪神では、8回にプロ4年目の高山俊が“チーム1号”の一発。2016年の新人王が復活の狼煙をあげている。

 ルーキーイヤーから2年連続で100試合以上に出場してきた男も、昨季は極度の不振に苦しんでキャリアワーストの45試合と一軍出場数が激減。悔しい経験を経て復活となるのか、こちらも引き続き注目だ。


▼ ヤクルト 8 - 3 阪神(浦添)
[勝] 高梨
[負] 才木
[本] 高山(阪神)
[本] 広岡、荒木(ヤクルト)


◆ 期待の新助っ人が沢村賞右腕から一発

 那覇で行われた巨人と楽天の一戦では、楽天の新助っ人ジャバリ・ブラッシュが挨拶代わりの一撃。それも2年連続で沢村賞に輝いている球界のエース・菅野智之から放った本塁打ということで、これ以上ないアピールとなった。

 今季からチームに加入した29歳の外野手。公称196センチ・106キロという巨漢スラッガーで、この日は「4番・指名打者」でのスタメン。0-0で迎えた2回表、菅野との初対戦で151キロの速球を見事に弾き返すと、打球は左中間スタンドに着弾した。

 ブラッシュは3回表の第2打席でもレフトへの安打をマーク。そこでは野上亮磨の107キロのカーブに対応して見せるなど、3打数2安打という結果以上に能力の高さを見せつける好内容。FAで獲得した浅村栄斗とともに打線の核となっていけるか。まずは期待のふくらむスタートを切っている。


 一方、巨人は陽岱鋼が“チーム1号”。丸佳浩やクリスチャン・ビヤヌエバといったスラッガーをはじめとする大物選手が続々と加わったなか、加入3年目となるベテランが新戦力に負けじと存在感をアピールした。


▼ 巨人 3 - 6 楽天(那覇)
[勝] 森
[負] 菅野
[S] 宋家豪
[本] ブラッシュ、田中(楽天)
[本] (巨人)



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