乳酸菌でインフルエンザ予防!?小学生に対する大規模調査実施

美容最新ニュース / 2014年10月21日 8時0分

(画像はプレスリリースより)

栃木県那須塩原市の15の小学校で調査2014年10月16日、カゴメは、栃木県那須塩原市の小学生を対象に、ラブレ菌の摂取によるインフルエンザ予防効果の可能性を示したことを明らかにしました。

この研究成果は、日本食品免疫学設立10周年記念大会(東京:10月16日~17日)に発表しています。またLetters in Applied Microbiologyに10月8日からオンラインで公開されています。

背景インフルエンザの予防の基本は、流行前に予防接種を受けることです。

予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5か月間とされています。

インフルエンザウイルスは毎年変化しながら流行するため、毎年流行が予測されるウイルスにあった予防接種を受けておくことが効果的です。

明らかに発熱のある人(37.5℃以上)、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人、インフルエンザ予防接種に含まれる成分によって、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな人は摂取できません。

また、非常にまれではありますが、重篤な副作用が発生することがあるので、予防接種は義務ではなく、任意となっています。

インフルエンザ予防接種以外の方法は必要とされています。

方法と結果調査は栃木県那須塩原市の小学生2,096名を対象に約2か月間行いました。

小学校を2つのグループに分け、一方の学校の児童にはラブレ菌を含む飲料(ラブレ菌を約60億個含有、80ml)を1日1本、学校で毎日摂取してもらい(摂取群)、もう一方の学校の児童は全く摂取しないようにしました(非摂取群)。

その結果、インフルエンザの罹患率は非摂取群23.9%、摂取群15.7%とインフルエンザ予防効果の可能性が示されました。例数としては大規模な調査です。また市内の小学校を2つに分けたことにより地域的な影響を最小限に抑えています。

インフルエンザ予防接種をしている児童を取り出してみると、ラブレ菌のインフルエンザ予防効果は見られないことから、インフルエンザの予防接種に対する上乗せ効果はありませんでした。

医薬品との評価法の違い今回の調査では、小学校ごとに摂取群と非摂取群が決められていますが、非摂取群はなにも飲んでいません。

医薬品で予防効果の可能性を示したという場合には、非摂取群でもラブレ菌を含まない飲料を飲んでもらう必要があります。

また、参加児童2,926名中規定通りの試験を完了した1,783名で解析を行っていますが、このうち調査票の回収ができなかった301名はどうにもなりませんが、規定通り飲めなかった842名のデータも含めた解析も示す必要があります。

インフルエンザで欠席したために飲めなかったなど結果にマイナスになるような人を除いているわけではないということを説明する必要があるためです。


【参考】
・カゴメ プレスリリース
http://www.kagome.co.jp/company/news/2014/10/002088.html

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