「2ちゃんねる」の削除依頼のポイントは? 弁護士に「成功する方法」を聞いてみた

弁護士ドットコムニュース / 2013年12月11日 11時45分

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インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」。匿名で自由に書き込めるのが特徴だが、それだけに名誉毀損や薬物関連など違法な書き込みが問題になることも多い。有害な情報は、2ちゃんねるの運営者に削除依頼をすることで、掲示板から取り除くことができるが、運営側はすべての依頼に応じているわけではない。

警察庁のまとめによると、同庁から委託を受けた民間団体「インターネット・ホットラインセンター」が今年上半期(1月~6月)に削除要請した違法な書き込みのうち、実際に削除されたのは9.9%にすぎなかったという。他サイトを含めた全体では、削除率が96%に達しており、2ちゃんねるの削除率の低さが際立っている格好だ。

このような状況について、インターネットの誹謗中傷問題にくわしい弁護士はどう見ているのか。2ちゃんねるをはじめとする匿名掲示板などへの対処に力を入れている清水陽平弁護士に、削除依頼のポイントや課題について聞いた。

●「削除率」だけでは、対応の善し悪しは判断できない

――2ちゃんねるの「削除率」が9.9%にとどまっていることについて、どのように考えたらいいでしょうか?

「削除依頼の内容を見ていないので一概に判断できず、それゆえ、パーセンテージのみでの判断もできないと考えます。

2ちゃんねるでは現在、削除依頼に対応するために、『7日間ルールスレッド』というのが設けられていて、反論がなければ削除・開示するというルールを採用しています。

この内容や、法務局人権擁護課などが出している削除依頼などを見ることがありますが、単に『誹謗中傷がある』といった内容のことだけが書かれており、削除を依頼する理由として十分ではない――少なくとも、依頼された側が違法であると判断することが難しい――ものも、数多くあるように思います。

なかには、『これは明らかに誹謗中傷だろう』というもので削除していないものも見受けられますが、そのような『中身』の議論を飛ばして、削除『率』のみを問題とするのは、ある種のレッテル貼りを狙っているものではないか、という気がしてしまいます。

実際、私が依頼を受けて削除をしているものについては、おおむね削除が認められています。ただ、これは『裁判所が削除を認めたものであれば応じる』という2ちゃんねるのルールによる部分も大きいのですが・・・」

●裁判所の「仮処分決定」が切り札となる

――2ちゃんねるへの書き込みに対する「削除依頼」ですが、どのような内容のものが多いのでしょうか?

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