浅香光代さんが政治家の「隠し子」を告白!法律上はどういう扱いになるの?

弁護士ドットコムニュース / 2014年1月30日 19時0分

写真

関連画像

女優の浅香光代さん(85)が、かつて不倫関係にあった大物政治家との間に、2人の「隠し子」をもうけていたと雑誌で告白し、話題になっている。

浅香さんの告白が掲載されたのは、1月22日発売の『婦人公論』。20代のころ、既婚の政治家と男女の仲となり、2人の子どもを出産したと述懐したのだ。相手の名前は明かしていないが、のちに自民党の重鎮となった人物(故人)とのことだ。

浅香さんは2人を出産後、その政治家とわかれて、別の男性と結婚。子どもたちには「お父さんは飛行機事故で死んだ」とウソをついてきたが、2年ほど前に真実を明かしたのだという。

芸能人や政治家のこうした騒動は、しばしば世間をにぎわせるが、実際には報道されていないケースもたくさんあるはずだ。そうした「隠し子」は法律上、どういった扱いを受けるのだろうか。たとえば、「相続する権利」はどうなるのだろうか。柳原桑子弁護士に聞いた。

●父親に「認知」されているかどうかがポイント

「『隠し子』という言葉は、実の父親側から見た一方的な表現といえるため、法律では、結婚していない男女間に生まれた子どもという意味の『非嫡出子』という言葉を使います。一般的には、『婚外子』という言葉も使われていますね」

柳原弁護士は「隠し子」という言葉について、このように断ったうえで、次のように説明する。

「非嫡出子と実の父親との法的関係は、その非嫡出子が実の父親に『認知』されているかどうかによって異なります。

認知されると、法律上の親子関係が成立します。そのため、戸籍の父親欄には、認知した父親の名前が載ります。また、扶養義務が生じるため、父親に対して養育費の請求もできます。

さらに、父親が亡くなった際、認知された非嫡出子は、他の子どもと同じように相続人になります」

それでは、認知されていない非嫡出子は、どうなるのだろうか?

「認知されていないと、実の父親との間に、法律上の親子関係は成立しません。したがって、戸籍の父親欄は記載がないままで、実の父親が亡くなっても相続人になれません」

●裁判所が「強制認知」をすることもある

そこまで決定的な違いをもたらす「認知」とは、そもそも何なのだろうか?

「認知とは、父子関係を認めることです。

父親が自ら役所に届け出る『任意認知』のほか、裁判所の調停・審判・訴訟において認知を認めてもらう『強制認知』があります。

強制認知は、たとえばDNA鑑定の結果などにより判断されます」

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
日本最大級の弁護士/法律ポータルサイト。23万件の相談実績。無料法律相談・弁護士ランキング・口コミ弁護士検索でお悩み解決。他にも弁護士費用の見積比較・法律Q&Aなどの豊富なサービスとコンテンツで「インターネットを通じて法律をもっと身近に、もっと便利に。」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング