セブンのサンドイッチ、「中身スカスカ」で騒動に…「上げ底惣菜」に法的問題は?

弁護士ドットコムニュース / 2020年10月24日 10時2分

――特に見本がなく、包装などから受けるイメージと乖離がある場合はどうでしょう?

例えば「大盛○○」や「満腹○○」などの量が多いことを示すような名称であるのに実際には上げ底などで量が少なければ、景表法違反となることもありえます。

包装の仕方というのは、一般消費者の受けるイメージ(量など)というものを具体的に想定するのが難しく、「実際のものよりも著しく優良」と言えるためには、見た目と比べ実際の商品の量が著しく少ないなどの事情が必要で、景表法違反となるケースはほとんどないかと考えます。

民法の詐欺や錯誤もほぼ同様に考えられ、名称との齟齬は主張しやすいですが、包装の仕方との齟齬では取り消しは難しいです。

【取材協力弁護士】
金田 万作(かなだ・まんさく)弁護士
第二東京弁護士会消費者問題対策委員会(電子情報部会・金融部会)に所属。複数の消費者問題に関する弁護団・研究会に参加。ベネッセの情報漏えい事件では自ら原告となり訴訟提起するとともに弁護団も結成している。

事務所名:笠井・金田法律事務所
事務所URL:http://kasai-law.com

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング