美容室でかけてもらった「パーマ」に納得できない!返金を求めることはできるか?

弁護士ドットコムニュース / 2014年2月18日 15時0分

写真

関連画像

「ふわふわカールのパーマにしてもらいに美容室に行ったのに、チリチリぱさぱさのソバージュみたいにされた」。インターネットの相談サイトに投稿された、美容室に対する利用者の不満だ。ここまで極端なケースはあまりないにしろ、美容室でかけてもらったパーマやカラーリングの仕上がりに、「納得できない」という女性は少なくないのではないか。

美容室でパーマやカラーリングで失敗した場合、女性たちはどうしているのだろうか。東京都内のIT企業に勤めるHさん(30歳)によると、ほとんどは泣き寝入りで、あまりにもリクエストと違った場合に限って、やり直してもらうとのことだ。「できれば髪が傷まないように、無料でトリートメントも付けてもらいたいけど・・・」と話す。

このように美容室でかけてもらったパーマやカラーリングがあまりにもリクエストと違った場合、客は美容室に返金を求めることができないだろうか。それとも、いったんサービスを受けてしまった以上、仕上がりに納得できなくても、お金を返してもらえないのだろうか。大熊裕司弁護士に聞いた。

●キャバクラ嬢が裁判を起こしたケースもある

「世の女性は、『綺麗になりたい!』という気持ちで、美容室に行くと思います。

しかし、美容室でかけてもらったパーマやカラーリングが、女性のリクエストとあまりに違っていた場合、当然『お金を返して!』という気持ちになるでしょうね」

では、実際に美容室に返金を求めることは可能なのだろうか?

「美容室でサービスを受ける際、店と客の間には法律的には『契約』が成立していることになります。

その内容は、原則、自由に取り決めることができますし、お互いの合意があれば契約解除もできます(私的自治の原則)。したがって、美容室との間で合意ができれば、返金してもらうことは可能です」

それでは、もし美容室との話し合いがつかず、裁判になったとしたら?

「ある裁判例で、キャバクラ嬢がリクエストと異なるカットやカラーリングをされて、売り上げが落ちたとして、損害賠償を請求したケースがあります。

このときの裁判所の判断を要約すると、リクエストの内容はある程度抽象的にならざるを得ないので、美容師が『合理的なカット手法』を採用していれば、損害賠償は認められない、というものでした」

●損害賠償が認められる可能性はあるが……

それは裏返すと、場合によっては損害賠償が認められる可能性もある、ということになりそうだ。それはどんなケースだろうか?

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
日本最大級の弁護士/法律ポータルサイト。23万件の相談実績。無料法律相談・弁護士ランキング・口コミ弁護士検索でお悩み解決。他にも弁護士費用の見積比較・法律Q&Aなどの豊富なサービスとコンテンツで「インターネットを通じて法律をもっと身近に、もっと便利に。」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング