あしなが学生募金「クラファン」で支援呼びかけ 街頭活動中止で「遺児の現状知ってほしい」
弁護士ドットコムニュース / 2020年11月27日 16時32分

関連画像
街頭での募金活動を通じて遺児の支援を行っている「あしなが学生募金事務局」は、あしなが育英会と協働し、クラウドファンディングによる募金キャンペーン「あしながグローバル100チャレンジ」(https://camp-fire.jp/goodmorning/channels/ashinaga)を実施している。実施期間は2021年2月8日まで。
あしなが学生募金は、病気、災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもの進学を支えるためのもので、毎年春・秋に全国の主要駅前などの街頭で行っている。
しかし、新型コロナの感染リスクから学生を守るため、2020年の街頭募金活動は春・秋ともに中止を決定。コロナ禍で支援を必要とする遺児学生がさらに増える中、奨学金が不足するおそれが懸念されていた。
学生個人やグループがテーマを持って取り組むプロジェクトを順次立ち上げ、寄付を募る。5〜7月にも実施された、あしなが育英会主催のプロジェクトも第二弾として並行して実施される。どのプロジェクトへ寄付しても、あしなが育英会を通じて遺児学生などの進学支援金として利用される。
●クラファンは「街頭募金活動に代わるもの」あしなが学生募金事務局クラウドファンディング広報担当の池本充希さん(北海学園大学4年)は、「街頭募金活動は遺児の現状や自分たちの想いを知ってもらう貴重な機会。中止となりとても悔しい気持ちです」と話す。
最終学年の池本さんとしては、自ら声をあげられる最後の機会を失ったが、あしながグローバル100チャレンジを「街頭募金活動に代わるもの」と位置付け臨んでいる。
「自分もコロナ禍でバイト先のシフトが減り、生活費の捻出に苦労しましたし、就職活動でも影響を受けましたが、支援を必要とする遺児学生はまだまだいます。今回のプロジェクトを通じて、多くの人に現状を知ってもらい、少しでも支援していただければと思います」
●クラウドファンディングプロジェクトあしなが育英会主催プロジェクト「Power of Hope: 遺児たちに希望のチカラを届けたい」
https://camp-fire.jp/projects/view/341942
池本充希さんのプロジェクト「誰かではなくあなたの考動を待っている人がいる」
https://camp-fire.jp/projects/view/345422
この記事に関連するニュース
-
【SDGs クラウドファンディング】学校で大切な人ために胡蝶蘭を咲かせよう! 心を育てる花育プロジェクト!!花卉振興法推進プロジェクト
DreamNews / 2021年1月22日 10時0分
-
クラウドファンディング開始のお知らせ
PR TIMES / 2021年1月7日 9時15分
-
一生に一度のキャンパスライフを生涯の仲間と! 各大学アメフト部の新歓活動を支援する新プロジェクト始動
PR TIMES / 2020年12月28日 11時45分
-
ふるさとチョイス、コロナ禍で生活が困窮する遺児達が安心して年を越せるよう、あしなが育英会の「年越しの緊急支援金」に賛同し、1,000万円を寄付
PR TIMES / 2020年12月25日 17時45分
-
SDGsに対応した新種のお茶「クレンズパープルティー」の支援募集をクラウドファンディングCAMPFIREにて開始! ~ケニアが開発した新種“紫茶”の知名度を上げたい!~
@Press / 2020年12月24日 11時0分
ランキング
-
1小4交通事故死 現場から30分の病院搬送は「たらい回し」だったのか
NEWSポストセブン / 2021年1月22日 7時5分
-
2「安倍に菅あり、菅に菅なし」 加藤官房長官という“失敗人事”
文春オンライン / 2021年1月22日 6時0分
-
3ピーチ機「マスク拒否」男の日常…時給2000円週2勤務の添削指導員だった
日刊ゲンダイDIGITAL / 2021年1月22日 9時26分
-
4セブン「新作いちご飲料」のラベルが物議「果肉と思ったら絵」 法的問題は?
弁護士ドットコムニュース / 2021年1月20日 10時18分
-
5北朝鮮「第8回党大会」は歴史に残らない大会 軍事面で目新しさなく経済改革は後退・中止も
東洋経済オンライン / 2021年1月22日 9時0分