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パートナー以外との「ワンナイトラブ」がバレて泥沼、たった一度でも離婚理由になる?

弁護士ドットコムニュース / 2021年3月18日 11時31分

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酔った勢いや情にほだされて、一度だけ肉体関係を持ってしまった。そんな「ワンナイトラブ」の話は少なからず聞きますが、自分や相手が既婚者だった場合、泥沼トラブルに突入してしまう可能性があります。

弁護士ドットコムにも、自分や配偶者が一度の過ちをおかしたことで、離婚調停や慰謝料請求へともつれこんだ人々から相談が寄せられています。

・Aさん(女性) 「主人の不倫、異性との肉対関係を理由に離婚調停中です。たった一度でも、既婚と知りながら肉体関係を結んだ相手にも慰謝料を求めたいと思っています。精神的苦痛を受けたということで慰謝料を請求することは可能だと思うのですが、こんなたった1度の関係を恨んで請求するケースは少ないのか、私が小さい人間なのか、などと悩んでおります」

・Bさん(男性) 「不貞行為が妻に知られ、現在は妻が実家に帰っています。その不貞行為は1回だけのものですが、相手は私が既婚者と知ってのことです。もし離婚となり、慰謝料を請求された場合、有責者、相手への慰謝料はいくらが妥当でしょうか?」

・Cさん(女性) 「先日相手の妻から、300万の慰謝料請求の通知書が送られてきました。私は男性が既婚者だったとは全く聞いておらず、通知書で初めて知りました。私は男性からアプローチを受けておりました。一度だけ男性と不貞行為がありました」

たった一度の不貞行為でも、離婚理由になるのでしょうか。また、慰謝料はどのくらいが妥当なのでしょうか。渡邊幹仁弁護士に聞きました。

●1回の不貞行為でも離婚原因となる

ーー一度の不貞行為でも離婚理由(離婚原因)となるのでしょうか。

民法770条1項では離婚原因の一つとして「配偶者に不貞な行為があったとき」と定めています。

この「不貞な行為」とは、配偶者がある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶこと、とされています。そして、「性的関係を結ぶ」ということがあれば「不貞な行為」に該当し、その回数は原則として関係ないということになります。

この点について、民法770条2項では、離婚原因があっても、「一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる」(離婚を認めないことができる)としています。したがって、「一度だけ」という事情などを考慮して、離婚が認められない場合もあるようにも思えます。

しかし、現状としては、民法770条2項に基づいて離婚が認められない、ということは「ほぼない」と考えていい状況です。したがって、一度だけの不貞行為でも離婚原因となり、裁判で離婚が認められる可能性が高いといえます。

●慰謝料はどのくらい?

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