佐村河内さんを「告発」した神山典士記者「名誉毀損で訴えるなんてありえない」

弁護士ドットコムニュース / 2014年3月8日 9時59分

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「両耳の聞こえない作曲家」として脚光を浴びていたが、実はゴーストライターによる作曲だったことが判明した佐村河内守(さむらごうち・まもる)さん。その謝罪会見が3月7日、東京都内のホテルで開かれた。記者会見の会場には、週刊誌で佐村河内さんを告発する記事を書いたノンフィクションライターの神山典士(こうやま・のりお)さんの姿もあった。

神山さんは2月上旬、ゴーストライターだった音楽家・新垣隆さんなどへの取材をもとに、週刊文春に「全聾(ぜんろう)の作曲家・佐村河内守はペテン師だった!」と題したスクープ記事を掲載。その後も、新垣さんの独占インタビューなど、ゴーストライター問題を追及する記事を公表してきた。

しかし佐村河内さんは「真実でない部分がある」と主張。記者会見で、新垣さんを「名誉毀損で訴える」と語り、神山さんに対しても訴訟を起こす可能性があることを明らかにした。

会見終了後、神山さんは報道陣の囲みインタビューに応じ、佐村河内さんの発言に対する感想を語った。

●「まったく誠意が感じられなかった」

まず、佐村河内さんの謝罪について、神山さんは「この騒動の中で出てくるということに、僕も多少なりとも頑張ってほしいという気持ちがあったが、内容を聞くとまったく誠意が感じられなかった。謝りながら『名誉毀損で訴える』とか、無茶苦茶な論理。彼の論理に乗っかってしまうと、操られてしまうと思った」と印象を述べた。

佐村河内さんが名誉毀損訴訟の意向を明らかにしたことについては、「どういう名誉を持っているのかと聞きたい。裁判に関しては、彼も素人。これから弁護士と相談するのだろうが、僕としては、ありえないだろう思っている」と話した。

そのうえで、「(この日の記者会見でも)なぜ彼がこんな企みを思いつき、どんな意志を持って、18年間つづけてきたのかということは、結局わからなかった」と指摘。「わからないことがある以上、追及していきたい」と述べ、今後も佐村河内さんに関する取材を続けていく意志を強調していた。

(弁護士ドットコム トピックス)

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