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弁護士が読み解く「小室文書」4つのポイント 解決金、返済義務…結局どうなったの?

弁護士ドットコムニュース / 2021年4月10日 9時16分

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秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんが4月8日、母親と元婚約者の男性とのあいだであった金銭トラブルについて、あらためて説明する文書を公表した。

宮内庁の西村泰彦長官は同日開かれた会見で、「丁寧に説明されている」と評価する一方、概要部分を除いてもA4サイズで24ページ、3万4000字超というボリュームの文書で、目を通すのにも一苦労するほどの「大作」だ。

文書では、「私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません」としたうえで、「金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正することを目的としています」としている。

金銭トラブルに焦点をあてた文書には違いないが、ポイントはどこにあるのだろうか。秋山直人弁護士によれば、ポイントは「解決金での和解の目的」「受け取ったお金は贈与か借金か」「返済義務の有無」「詳細な経緯の公表に対する評価」の4点となる。秋山弁護士にそれぞれ詳しく読み解いてもらった。

●ポイント1「検討した『解決金での和解』の目的は?」

小室さんはこれまでに、金銭トラブルについて、「借金の返済」ではなく、「解決金」を支払うことで和解することを検討したことがある旨を明かしている。

もっとも、複数の弁護士に意見を求めたうえで、「お金をお渡しすれば借金だったことにされてしまう可能性は高い」と判断。「何の話し合いもせずにお金をお渡しするという選択はしない」ことにしたようだ。

支払わなかったとはいえ、検討した以上何らかの目的・意図があったはずだ。解決金を渡して和解を目指すことにはどのような狙いがあったのだろうか。

秋山弁護士は、「双方で主張や見解が食い違っていて紛争になっている場合に、どちらの主張や見解が正しいかは置いておいて、ともかく紛争を解決する趣旨で『解決金』をやり取りする、ということは多くある」と話す。

「通常の個人間の民事紛争であれば、貸金であったのか贈与であったのかははっきりさせずに、ともかく解決金としてお金を支払って、それ以上はお互い何も請求しないという形での和解による解決は十分可能でしょう。

ただ、本件の場合は、当事者間の紛争という問題とは別に、皇族の結婚相手の家の問題として世間から見てどう見えるか、という問題が小室さん側にとっては大きいはずです。

そのような観点からすると、ただ解決金としてお金を払うだけでは、かえって世間から、『なんだ借金を返していなかったのか』と見られてしまうというリスクを意識せざるを得なかったのではないかと思います。

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