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アイドルユニット脱退で「違約金1千万円」 事務所と元メンバーが法廷闘争

弁護士ドットコムニュース / 2021年4月20日 10時45分

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「コンサートなどの無断欠席や無断脱退した契約違反につき、989万円の違約金を支払え」

2020年12月、アイドルユニット・ブレイクスルー(BREAK THROUGH)のメンバーだった新澤典将さんのもとに訴状が届いた。2019年2月にブレイクスルーのメンバーに加入したものの、望んでいた芸能活動ができず、「このままでは夢も希望も奪われてしまう」と感じて契約期間中に脱退した。

ところが、元事務所が「専属マネジメント契約書に書かれている事項の違反をした場合、1回につき200万円を支払う」とあることを根拠に約1000万円を請求してきたのだ。新澤さんは契約書通りに支払わなくてはいけないのか。(ライター・玖保樹鈴)

●「契約時から違和感」

2014年に美男子コンテストの『第27回ジュノン・スーパーボーイコンテスト』ファイナリストに選出された新澤さんは、俳優として舞台や映画などに出演してきた。さらなる活動を模索していた2019年1月、先にメンバーとなっていた元ジャニーズJr.の友人(現在は脱退)に誘われ、ブレイクスルーに加入した。

しかし契約時から、違和感があったという。

「専属マネジメント契約書に『メンバーの承諾なく脱退し、またはグループを解散させてはならない』『出演・販売等が決定したものについては、その完遂のためにこれに協力しなくてはならない』などとあり、『1つの違反につき違約金200万円を支払わなくてはならない』というのを見て、正直怖いなと思ったんです。

その前に所属していた事務所の契約書には、そんなことは一切書いてありませんでしたから。

だから両親とも相談したうえで『この200万円を修正してほしい』と提案したら『じゃあ加入をやめる?』と言われてしまって。芸能界で成功することを夢見て頑張ってきたし、違反しなければいいだけだと思い、やむなくサインしました」(新澤さん)

2019年2月に加入が発表され、翌3月にステージデビューとなったが、新澤さんは1カ月間、ステージで10曲披露するために寝る間も惜しんで、ダンスの練習をした。

「それまで俳優をしていたので、ステージで歌ったこともなければダンスをしたこともありませんでした。でも元ジャニーズJr.ばかりのユニットなので、メンバーは歌もダンスも一流。自分も恥ずかしい姿は見せられないと思い、朝から晩までスタジオで練習して、家に帰ってからも練習していました」(新澤さん)

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