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#KuToo「批判」ツイート本、適法な引用と認められたことは不服…投稿主代理人に聞く

弁護士ドットコムニュース / 2021年7月4日 9時0分

それ以外の方々にも、このような行為は止めていただきたいと強く思います。

●原告代理人とも共有できている思いがある

小沢弁護士は時間を割いて質問に答えてくれただけではなく、その後も法律に疎い者を相手に、理解できるように補足しながら説明してくれた。そのことに対して感謝しているし、何を主張しているかもわかった。

控訴したことも、原告側の弁護士としては、当然のことだと言える。

しかし、それでも私個人は判決文の最後にあった「原告の請求にはすべて理由がない」という一文を支持している。

石川さんに「クソリプ」を送っている人たちだけではなく、この記事を読んでいる人には、いったん立ち戻ってほしい。石川さんの著書が生まれた理由は何だったのか。それは声をあげた石川さんに対して、批評やアドバイスを装った嫌がらせが連日連夜寄せられていたことではないか。

また石川さんはアクティビストだが、公権力を有した存在ではない。「著名人からこのようなかたちで言われてしまうと、言論が萎縮してしまいます」と小沢弁護士は言うが、石川さんに連日寄せられているような「クソリプ」こそが、自由な言論を委縮させてしまうものになっていないか。

このような背景から、原告にシンパシーを持つことはできない。しかし石川さんに対して「名誉毀損や侮辱がなされることは、まったく望んでいません」という思いは、共有できている。すべての人に、この思いが届くことを願ってやまない。

(※)訴訟までの簡単な経緯

原告のツイートは、石川さんではないアカウントにリプライされたものだった。

<逆に言いますが男性が海パンで出勤しても#kutoo の賛同者はそれを容認するということでよろしいですか?>

これを目にした石川さんは<そんな話はしてないですね。もしも#KuTooが「女性に職場に水着で出勤する権利を!」ならば容認するかもしれないですが、#KuTooは「男性の履いている革靴も選択肢にいれて」なので。>と引用リツイートをした。

その後、このやりとりが書籍『#KuToo 靴から考える本気のフェミニズム』に掲載されることになった。

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