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コロナ自宅療養「このまま目覚めなかったら…」 41歳独身の男性ライターが襲われた不安

弁護士ドットコムニュース / 2021年9月12日 9時41分

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第5波と言われる新型コロナウイルスの猛威が続いている。今年1月、東京の一日の感染者数が2000人を超えたというニュースに驚愕としたものだが、7月には連日、それに近い数字が当たり前になり、コロナが身近に迫っている実感はどこか薄れていた。

そんな中、8月に、筆者は新型コロナに感染した。幸い軽症で、後遺症もほぼなく、現在は元通りに生活している。だが、症状の苦しさや、自宅療養中の不安、今後のコロナとの向き合い方など、感染して初めて気づいたことがたくさんあった。この経験が少しでも役に立てばと、感染から療養から回復後までをまとめた。(ジャーナリスト・肥沼和之)

●「感染対策はしてきたつもりだった」

筆者は41歳、独身で一人暮らし。職業はジャーナリスト兼バーの経営者である。基礎疾患はなく、至って健康だ。お酒好きのため、肝機能と内臓脂肪の数値が少々高いものの、要注意の範囲内。日ごろから運動も行い、暴飲暴食も控えるよう意識していた。

コロナ前はバーや居酒屋、スナックなどを飲み歩くのが習慣だったが、一回目の緊急事態宣言からは自粛していた。外出や遊びも控え、100%とは言えなくても感染対策はしてきたつもりだった。

もちろん、コロナへの脅威や恐怖が消えたわけではないが、「今まで通り感染対策をしていれば問題ないだろう」と漠然と思い込んでいた。ワクチンの接種券も届いていたが、そのうち打てばいいかと、未接種だった。

8月3日、久しぶりに連絡をくれた友人と会った。カフェでお茶をし、バーで1時間くらい飲み、軽く食事をして解散した。一緒にいたのは4時間くらいだろうか。飲食をしているとき以外はマスクをし、入店時の手の消毒も検温も行った。

異変があったのは、8月6日のことだった。起きたときに頭痛と全身のだるさがあったが、コロナだとは思わなかった。冷房を直接浴びると体調を崩す体質なので、寝ているうちに布団をはだけてしまったのだろう、くらいに考えていた。

昼ご飯にとんかつを食べたとき、味も匂いもしたので、「コロナかも」という心配はさらに薄れた。翌日には症状も消え、いつも通りの日々を送っていた。

●友人から「コロナに感染した」

すると8月12日に、9日前に会ったその友人から「コロナに感染した」と連絡を受けた。数日前から高熱と全身の痛みが出て、病院に行ったところ判明したそうだ。

ここで初めて筆者も感染を懸念し、翌日の8月13日にPCR検査を受けることにした。かかりつけの病院がないため、ネットで調べて、電話の上、最寄り駅の近くにある総合病院に行った。前日までは元気に過ごしていたのだが、この日、熱が38度6分まで上がり、咳も激しく出始めて、病院へ行くのもやっとの状態だった。

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