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「退屈だから」名門大学の体育会で大麻蔓延、スマホで薬物を購入する子ども 元麻取部長が抱く危機感

弁護士ドットコムニュース / 2022年8月6日 9時44分

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大麻や覚せい剤、MDMAなど、いわゆる違法な薬物はかつて、門外漢にとっては“簡単に手に入らない”というイメージがあった。ところが現在はSNSで『野菜 手押し』などと入力すれば大麻の密売人のアカウントがいくつもヒットする。これはつまり、SNSを使える年齢になれば違法な薬物を入手することができることを意味している。

薬物犯罪捜査に心血を注いできた元厚労省麻薬取締部部長の瀬戸晴海氏は、新書『スマホで薬物を買う子どもたち』(新潮社)に〈増加の一途を辿っているのが、大学生や高校生、中学生を含む“子どもたち”の検挙〉として危機感を募らせる。

法で規制されていない市販薬や処方薬でも、大量摂取による“オーバードーズ”が問題視される。昨年12月には滋賀県でSNSを介して集まったオーバードーズ仲間の死亡事件が起きた。亡くなった女子高校生に、大量の向精神薬を渡したとして逮捕起訴された男には、今年7月に有罪判決が言い渡された。

令和3年版『犯罪白書』によれば、大麻取締法違反による少年の検挙人員は平成26年から7年連続で増加しており、特に令和2年には前年比43.4パーセントもの増加をみせた。麻薬取締法違反も平成29年から増加の傾向がみられる。未成年を取り込み拡大し続ける薬物市場の実態を瀬戸氏に聞いた。(ライター・高橋ユキ)

●スマホを初めて買うときに親子で約束を

ーー大麻などの規制薬物に関しては、SNSの密売人広告では、隠語が使われています。いまは絵文字が多く(アイスの絵文字)は覚せい剤、(自転車や鼻の絵文字)はコカイン、(虹や紙の絵文字)はLSD、MDMAは(バツの絵文字)など……。ただこれらも、すでに隠語と呼べないほど浸透していますね。

「隠語は常にトレンドがあり、進化しています。本書に書いてある隠語も絵文字も、すぐに過去のものになります。例えば、ストロベリーコフという大麻のブランド(品種改良大麻)の一つは、今では、いつもの大麻絵文字(ブロッコリー)ではなく、いちごの絵文字が使われています。

ウエディングケーキも同じような意味合いで大麻を表します。かといってこの絵文字は海外では通用しない、日本特有の隠語です。覚醒剤を意味するメスとかスピードとか、世界的な隠語はあるんですね。そこから、子どもたちのコミュニティだけで使う言葉があるように、新しい隠語が生まれています」

ーー密売広告を出しているアカウントは秘匿性の高いアプリであるテレグラムなどのIDを掲載しており、実際の取引はそちらで行っています。子どものスマホの使い方について、親はどういった点に注意しておくことが大事でしょうか。

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