HKT指原さんに「暴言ツイート」 匿名アカウントの誹謗中傷をやめさせられるか?

弁護士ドットコムニュース / 2014年6月5日 17時20分

写真

関連画像

AKB48のシングルCDを歌うメンバーを決める「AKB選抜総選挙」。その開票が6月7日に迫っている。第6回となる今回は、HKT48の指原莉乃(さしはら・りの)さんが史上初めて連覇を果たすかどうかが注目されている。指原さんは5月21日の速報(中間発表)では1位となっている。

そんな指原さんだが、ツイッター上の匿名アカウントから、「おい、ブス原!てめえなんか生きてる価値ねぇんだよ! 味の素スタジアムで死んでください!」という暴言ツイートを受けた。それに対し指原さんは「そんなこといったらあなたの推しメンは悲しいよ」と返信した。

暴言を吐いたアカウントはすでに削除されているが、こうした騒動はツイッター上で頻繁におきている。このように匿名アカウントからあまりにもひどい中傷を受けた場合、法的な手段でやめさせることはできるのだろうか。ネットの中傷問題にくわしい石井邦尚弁護士に聞いた。

●サービス提供者に「削除要求」をするのが簡単

「単に投稿を削除してほしいだけなら、投稿をした人よりも、サービス提供者に対して削除を求めるほうが、簡単で早いケースが多いと思います」

このように石井弁護士は切り出した。

「最近のSNSや掲示板サービスだと、ユーザーが違法な投稿等について報告し、運営側に削除を求めることができる仕組みを設けているものも多くなっています。まずは、その仕組みを利用するのが一番簡単です。

ただ、この仕組みだと、実際に削除するかどうかは、あくまでもサービス運営者が自ら判断する形なので、法的な強制力はありません」

では、法的に「要求する」ことはできるのだろうか?

「サービス運営者に対して法的強制力がある手続きとしては、投稿等の削除を求める『仮処分』を申請したり、訴訟をおこすことになりますね。こうした削除要求は、過去にも認められた例があります」

●「インターネットの匿名性は思われているほど高くない」

それでは、投稿者の責任を直接問う場合は?

「名誉毀損やプライバシー権侵害にあたる違法な投稿に対しては、民法上の不法行為責任(民法709条)に基づいて、削除や損害賠償を請求することになるでしょう。

同じ人物から何度も悪質な投稿が繰り返されている場合や、たとえ1回でもあまりに悪質な投稿の場合などは、将来も繰り返される可能性等を考えると、投稿者本人に対する請求を行わざるを得ないこともあります」

そのような請求をするには、どうすればいいのだろう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング