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小保方さんは「シュレーディンガーの猫」状態?早大理工卒弁護士が「猶予処分」を分析

弁護士ドットコムニュース / 2014年10月9日 18時11分

「博士号を持っているかどうかは、研究者として、非常に重要な要素といえます。

もし博士号がなければ、理研は小保方さんを研究ユニットリーダーとして採用しなかったでしょう。さらに、博士号の有無は、小保方さんが理研と結んでいるとされる『5年間の有期雇用契約』にも影響します。

卒業したはずの大学を『まだ卒業していなかった』という夢をみた経験のある人がいるかもしれませんが、小保方さんは結果が確定するまで、そうした状況にあるということになります」

●ほかにも違和感が・・・

三平弁護士はほかにも、違和感を口にしていた。

「たとえば、学位論文は本来、締切が非常に厳格なものです。『間違ったバージョンを提出したから、差し替え版を後日出す』ことを認めた早稲田の判断は、実情からずれている感があります。

また、早大では、博士論文で不適切な引用をして、学位が取り消されたケースが2013年にも起きています。小保方さんとは事情が違う点もありますが、共通点も多いです。公平性の観点から、なぜ判断が分かれたのかを明確にすべきでしょう」

今回、早大が出した結論は、三平弁護士にとっても、スッキリと受け止められる内容ではなかったようだ。はたして信頼を回復できるのか、早大にとっての正念場は、まだ続いているといえそうだ。

(弁護士ドットコムニュース)

【取材協力弁護士】
三平 聡史(みひら・さとし)弁護士
早稲田大学理工学部出身の理系弁護士。
”サイエンス、事業、労働、恋愛は適正な競争による自由市場により発展、最適化される”との信念で、この分野に力を入れる。STAP論文関連に関連する法律情報をHPでまとめている。twitterアカウントは@satoshimihira。
事務所名:弁護士法人みずほ中央法律事務所
事務所URL:http://www.mc-law.jp/

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