ラブホに入った写真だけでは「不十分?!」…不倫夫に突きつける「証拠の集め方」

弁護士ドットコムニュース / 2016年4月24日 11時3分

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年明けから、芸能人や著名人の不倫がにぎわせています。身近なところでも、友人や、上司が「不倫をした」、もしくは「不倫をされていた」という話もよく聞くものです。明日は我が身。もしも自分の夫が不倫しているとわかったら、妻はどのような行動をとるべきなのでしょうか? 濵門俊也弁護士に聞きました。(取材・文/吉田彩乃)

――相談に訪れる方は、どのような理由で離婚を考えているのでしょうか?

依頼者の離婚理由で、圧倒的に多いのが「不貞行為」、次が「価値観の違い」でしょうか。不倫をされた側だけでなく、不倫をしてしまった側からの相談もあります。

また、不倫をされた側からの相談も、「今すぐ離婚したい」と考えている人だけではありません。どうするべきか迷っている方もいらっしゃいますので、離婚することで今後の生活がどうなっていくのか、その方が何を望んでいるのか、じっくりとお話をしていきます。最終的に、お子さんとの生活を考えて、離婚をやめる方もいます。

――みなさん、どのような経緯で配偶者の不貞を知るのでしょうか?

不倫が発覚するきっかけは様々です。「偶然にメールやSNSを見てしまった」として、知ることも多いですが、女性の場合には「なんとなく勘がはたらいた」という方も珍しくありません。

「なんとなくおかしい」と勘がはたらいたら、言葉は悪いですが、まずは夫を泳がせて、証拠集めをしましょう。ただ、自分では証拠になると思っていても、法律では証拠としての価値が低い場合もあるので、注意が必要です。

たとえば、相談者の中にはSNSやメールでのやりとりを証拠として持って来られる方もいらっしゃるのですが、親密なやりとりをしている程度では「不貞行為」自体の証拠にはなりません。

というのも、離婚理由として認められる「不貞行為」の法的な意味での厳密な定義は「性交渉」をもった場合です。極端な例ですが、不倫している男性と女性それぞれにGPSをつけて二人が同じ時に同じラブホテルに入ったことを確認していても、当人たちが「性交渉はなかった」と言ってしまえば、「不貞行為」とは認めてもらえません。

確実な証拠となるのは、性交渉中の写真や動画です。ただ、それを証拠として抑えることは、マニアでもないかぎり、かなり難しいことです。

――では、どのような証拠を集めていけばよいのでしょうか?

「これ1つで大丈夫」という確実な証拠は「性交渉中の写真や動画」ですが、これ以外にも、証拠を組み合わせることで「性行為があった」ことを立証できるものもあります。

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