暴力ふるう「兄」を家から追い出すにはどうしたらいいか?

弁護士ドットコムニュース / 2013年4月22日 19時20分

「家族間であっても、暴力をふるうことは刑事上は暴行罪、怪我をさせれば傷害罪に該当しますし、民事上は損害賠償請求の理由となる不法行為に該当します。そのような暴力行為は使用貸借契約に付随する義務に反するとして『使用借権の終了の原因となる事実』である解除の根拠となる事実として主張できると考えられます」

そこで、兄を家から追い出すための方策として、山崎弁護士は「暴力をふるわれて殴られたり、蹴られたりしたときには、こまめに被害届を出したり、病院で診察を受けておくことが大切です」とアドバイスする。これらの方法を併用することで、暴力をふるう兄を家から追い出すことも可能になってくるというのだ。

「兄が家の所有者や共有者でない場合」という条件がつくものの、もしその条件が満たされるのであれば、暴力をふるわれている証拠をきちっと残していくことで、粗暴な兄を合法的に退去させられるといえそうだ。

(弁護士ドットコム トピックス編集部)

【取材協力弁護士】
山崎 佳寿幸(やまさき・かずゆき)弁護士
山崎法律事務所 代表弁護士
熊本県弁護士会平成24年度副会長,刑事弁護センター委員会委員,子どもの人権委員会委員,法教育委員会委員,中小企業支援センター委員会委員,日弁連刑事弁護センター委員,国選本部事務局員
事務所名:山崎法律事務所
事務所URL:http://yamasaki-lawyersoffice.jp

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