「磯野家」土地だけで2億円、波平は1000万円プレーヤー…納税額はおいくら?

弁護士ドットコムニュース / 2018年8月7日 9時57分

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庶民的な日本人家庭を描き、国民的人気の「サザエさん」。しかし、長谷川町子さんの原作漫画を分析すると、磯野家はお金持ち家庭なのではないかと指摘され、話題になっています。

サザエさんについて研究している「東京サザエさん学会」がまとめた『磯野家の危機』(2018年、宝島社)によると、磯野家は「東京都世田谷区新町3の51番地」に100坪(約330平方メートル)の一軒家を持っており、現在の価値は1坪200万円であるため、その資産は土地だけで2億円にのぼるそうです。当初は借家でしたが、買い取ったようです。

また、波平は銀座にオフィスを構える会社で平社員として働いており、1967年当時に月給が税込み7万円で、今の時代に換算すると税込み70万円。ボーナスが4カ月分あったとすると、年収は税込で1120万円と推定されるそうです。

一方、マスオは有楽町の化学・製薬関係の会社で経理として働いており、1965年当時、月給は手取りで3万4000円。今の時代に換算すると34万円となり、ボーナスが4カ月分あったとすると、年収は手取りで約544万円と推定されます。

磯野家は意外と高収入世帯のようですが、今の時代であれば、波平とマスオはどれくらいの税金を払わなければならないのでしょうか。冨田建税理士に聞きました。

●まずは所得税と住民税

波平さんの所得税・復興特別所得税の年額は、仮に給与以外の所得と住宅ローンや生命保険金等の節税は無いとして、社会保険料負担は概算で給与の14%強と想定すると、給与所得から給与所得控除・社会保険料控除・配偶者控除・基礎控除を引いた課税所得金額が概算で6,620,000円のため(1)915,300円です。

同様に、マスオさんは手取りが544万円との事なので社会保険料・源泉所得税控除前の年収を逆算すると約705万円になります。この場合、課税所得金額が3,375,000円なので(2)252,600円です。

住民税の年額は、課税所得金額(所得税等の課税所得金額とは少し異なる)の1割+5千円に調整を施して算出しますが、概算で波平さんは(3)674,500円、マスオさんは(4)350,000円です。

●固定資産税・都市計画税は?

忘れていけないのが固定資産税・都市計画税です。平成30年の固定資産税路線価は新町近辺で44万円/平方メートル前後のため、土地の年間の概算税額は〔(44万円/平方メートル×1/6×200平方メートル+44万円/平方メートル×1/3×(330平方メートル-200平方メートル)〕×固定資産税率1.4%+(44万円/平方メートル×1/3×200平方メートル×1/2〔都条例による軽減を考慮〕+44万円/平方メートル×2/3×(330平方メートル-200平方メートル))×都市計画税率0.3%ということで、(5)約630,700円です。

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