15歳で教師から受けた「性被害」訴えた41歳女性、「なぜ今さら」と言われる苦しみ

弁護士ドットコムニュース / 2019年4月26日 17時13分

除斥期間については次回、判断が下される可能性がある。性被害の判例としては、約30年前の幼少期に性的虐待を受け、PTSDやうつ病を発症したとして、釧路市出身の女性が親族の男性を訴えた裁判があった。札幌地裁の一審では、20年の除斥期間を経過していたとして女性の訴えを退けた。しかし、札幌高裁の控訴審判決(2014年9月)では、うつ病を発症した2006年が除斥期間の起算点と認められ、逆転勝訴している。

石田さんは、子ども時代の性的被害と除斥期間の関係について、こう語った。

「子ども時代にあった性被害について、すぐに気づくことは子どもには難しいです。大人になって体に不調が出てから、やっと気づく場合もあります。医療関係者の間では、被害から20年、30年経って発症するのは当たり前だそうですが、世の中には知られていません。子ども時代に性被害があっても、時間が経っているからとあきらめてしまう人もいます。そうしたギャップがこの裁判で埋まってほしいです」

(弁護士ドットコムニュース)

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