日本も同性婚を認めて!フランスで女性と結婚した牧村朝子さん「人権救済」求める理由

弁護士ドットコムニュース / 2015年7月7日 21時3分

写真

関連画像

同性婚を求めて、同性愛者ら455人が7月7日、日弁連に人権救済を申し立てた。東京・霞が関の司法記者クラブで開かれた記者会見には、申立人の一人で、タレント・文筆家の牧村朝子さん(28)の顔もあった。

牧村さんは、2013年にフランス人女性とフランスで結婚したことや、お互いの両親に挨拶し、受け入れてもらえたことなどを、涙ぐみながら説明。日本が同性同士の結婚を認めないのは理不尽だと訴えた。

●中学のころの「忘れられない体験」

同性婚が法的に認められていない日本では、同性愛者に対する偏見もまだ根強く、苦しんでいる当事者は少なくない。牧村さんも、辛かったエピソードの一つを記者会見で語った。

「私は10歳・・・小学校4年生の時に、はじめて女の子を好きになったんですけど、その時、自分のことがこわかったです。周りで言われる『気持ち悪い同性愛者』とか、レズビアンとかに、自分がなってしまうんじゃないかと思って、自分に対する恐怖感がものすごくありました。なので、自分が女の子を好きだということをないことにしようとして、中学校の時に忘れられない経験をしました。

入ったばかりの中学校で、一つ上の先輩が、『この子、レズなんだよ、入ったばかりの新入生を物色しているから付き合ってあげてよ』って、いじめられていて、私はそこで胸が痛かったんですけど、何と言いだして良いかわからなくて、一緒に笑ったんですよね。『ハハハ、うけるー。レズだってー』って。それがすごく辛かったのは覚えています」

このように語った牧村さんだが、現在は、同性婚が認められているフランスで、同国の女性と結婚生活を送っている。その彼女が、なぜ人権救済の申立に加わったのか。その理由について説明する文書を、牧村さんは会見場で配布した。

以下、その全文を転載して、紹介する。

●「万一ビザが打ち切られれば、引き離されてしまう」

神奈川県出身、牧村朝子と申します。現在、フランス人女性とフランスの法律で結婚し、フランスに移住して4年目になります。今日は妻が来られなかったのですが、妻と私が申し立てをした理由についてお話させていただきます。

妻とは2011年に東京で出会いました。彼女は子どもの頃から日本語を勉強し、大好きな漫画関連の仕事に就くために努力してきた女性です。勉強の甲斐あって、日本の出版社でいきいきと働いていました。子どもの頃からの夢を叶えたひたむきな姿に私は強く惹かれ、お付き合いがはじまることになりました。神社や古民家園といったいかにも日本らしいところでのデートを重ね、妻と私はやがて、法が認めなくても家族になっていきました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング