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医師が教える!医療ダイエットのメリットとデメリットとは?

美人百花デジタル / 2022年5月16日 20時15分

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最近よく聞く「医療ダイエット」。しかし、どういった種類があるのか、どのような施術をするのか、いまいち分かっていないレディが多いのではないでしょうか。そこで今回は、医療ダイエットについて、「LIGHT CLINIC」副院長の吹田春佳先生に教えてもらいました。

そもそも医療ダイエットとは何ですか?

医療ダイエットとは、内服治療や注射、機械施術を組み合わせて行う医療機関でしかできないダイエットです。つらい食事制限や、しんどい運動が不要なので、続けられない人はほとんどいません。ラクして痩せることができ、しかもリバウンドしにくく、健康的に痩せられるダイエットです。少し前までは医療ダイエットというと、脂肪吸引という体にメスを入れる方法しかなく、痛みやリスクを伴い、体重という数値に結果を出しにくいものでしたが、最近は、痛みもなく安全性の高い治療法が確立されてきています。内服治療により無駄な食欲を抑えることができるため、間食を我慢せずにやめることができ、食事も腹8分という健康的な量で満足できるようになります。また、運動が苦手な人向けに寝ているだけで筋肉トレーニングができる電磁パルス機器や、脂肪細胞を破壊できる治療があります。医療ダイエットと、ジムやエステなど自分で行うダイエットとの一番の違いであり、医療ダイエットでしかできないこと、それは“脂肪細胞の数を減らすこと”です。大きくなっている脂肪細胞が何らかのダイエットで小さくなると、見た目も細くなります。しかし、脂肪細胞の数は減らないため、食事制限や運動をやめてしまうと、再び脂肪細胞は大きくなりリバウンドします。医療ダイエットで脂肪細胞自体を破壊し脂肪細胞の数を減らしてしまうと、脂肪細胞が多少大きくなっても以前のサイズまでリバウンドすることはありません。

医療ダイエットの種類と方法を教えてください。

医療ダイエットを食事・運動・脂肪細胞に分けて説明します。ダイエットは食事が9割と言われるほど大切です。運動だけではなかなか体重を減らすことはできません。そこで食事制限が必要になってくるのですが、そこで活躍するのがダイエット治療薬です。食欲を抑える、食事の吸収を抑える、脂肪燃焼をサポートする栄養素を補給することなどが可能で、市販のサプリメントや健康補助食品とは違い、医薬品としてしっかり効果を発揮してくれる薬剤は複数種類あります。次に運動にとって代わるのが電磁パルスによる筋肉トレーニングです。MRIの磁場(じば)の原理を利用して強制的に筋肉を収縮させるもので、機械により多少の差異はあるようですが、30分寝ているだけで腹筋2万回程度の効果があると言われています。

最後が脂肪細胞の破壊です。これは部分痩せに効果があるものですが、脂肪吸引・脂肪溶解注射・脂肪冷却・ラジオ波・ハイフなどがあります。脂肪細胞は温度変化に弱いため、冷やしても温めても破壊されます。それが、脂肪冷却・ラジオ波による治療です。脂肪吸引はメスを使用し、カニューレを挿入して、直接脂肪細胞を吸引します。脂肪溶解注射は文字通り脂肪を溶かす薬剤を脂肪層に注入するものです。顔のたるみ治療で有名なハイフもボディハイフというものを使用すれば、引き締め効果があります。これらを組み合わせて、筋肉量を維持しつつ、引き締まった綺麗なボディラインを目指せるだけでなく、リバウンドしにくいダイエットを行うことが可能です。

また、シワ治療に使われるボトックスですが、えらやふくらはぎ、肩の筋肉が発達しすぎて、筋肉によりボディラインが崩れている人は、ボトックスによる筋肉萎縮治療もあります。

医療ダイエットのメリットとデメリットを教えてください。

メリットは、従来のダイエットのイメージである、つらい・しんどい・続けられないということがなく、ラクに続けることが可能で、実際に体重減少や引き締まった体、部分痩せなど、自分の理想に合わせてボディメイクが可能なことです。基本的に、医療ダイエットは自費診療になるので、お金はかかりますが、手軽に手に入る詐欺まがいのダイエット商品や、痩せられないダイエット器具にお金を使い続けることを考えると、コスパも良いダイエットだと思います。

デメリットとしては、医療行為には副作用や合併症がつきものだということ。薬ひとつとってもアレルギーを起こす可能性もありますし、それぞれの薬剤に副作用もあります。針やメスを使用する施術であれば、痛みや出血・感染症などのリスクもあります。また、施術によってはダウンタイムが必要で、大切なイベントを控えている場合などは施術を行う時期を選びます。デメリットを払拭する方法は、信頼のおける医療機関やクリニックで施術を受けることです。カウンセリングが丁寧か、無理な押し売りがないか、自分の疑問や不安に向き合い答えてくれるか、アフターフォローがしっかりしているか、当たり前のことですが、それが伴っていないクリニックも存在しているようですので注意が必要です。

一番効果のある医療ダイエットを教えてください。

一番効果のある医療ダイエットは、食事改善が可能な服薬治療を行いながら、筋肉トレーニングのできる電磁パルスで筋肉をつけて基礎代謝を上げて、さらに脂肪細胞の破壊で引き締まったボディラインと、リバウンドしにくい身体づくりをする複合治療です。全て行うことが、一番効率が良く理にかなっています。どれか1つを選ぶとすると、人により効果のある治療は異なります。全身痩せが必要な人に、部分痩せ目的の脂肪吸引や脂肪溶解を行ったところで長い道のりで、お金も無駄にかかるだけです。食事量が多く、間食がやめられない、5kgも10kgも痩せたい、と思うなら、まずは食事改善が可能な服薬治療です。しかし、もともとそんなに食べていないのに痩せないという人は、筋肉量が少なく代謝が悪い可能性があるので、筋肉トレーニングができる電磁パルスがおすすめです。ある程度痩せているけど、膝上の肉がなかなかなくならない、お腹周りの脂肪が気になる、というのであれば部分痩せ治療を選択するのが良いでしょう。

ただただ細くなりたいという人もいれば、筋肉のラインが見えるような体になりたいなど、理想とする体は人によって異なります。自分の理想を信頼できるクリニックに相談してみましょう。

始めやすい医療ダイエット法を教えてください。

始めやすいというのも人によるかと思いますが、ダウンタイムや副作用、痛みがほとんどなく、受けやすい治療は、電磁パルスによる筋肉トレーニングだと思います。最近の治療法は安全度が高まっており、どれも手軽に行いやすくはなっていますが、迷ったら、可逆的な治療からやってみて、トレーニングは自分に向かないなと思えばやめれば良いだけです。

また、通院がネックだと思う人には服薬治療が良い適応です。オンライン診療で処方が可能なクリニックも増えているので、自宅近くにクリニックがない方はオンライン診療を受けてみるもの良いでしょう。たまに、ネットで個人輸入などの安価な薬剤通販を見かけますが、持病や既往によっては服薬できない場合もありますし、副作用が出た場合などにきちんとフォローが受けられるように、クリニックで処方を受けるようにしましょう。医療ダイエットはダイエットだけでなく生活習慣病の予防になってしかるべきものです。誤った医療ダイエットで健康を損なうことがないようにしてほしいです。また当然、医療ダイエット専門でないクリニックでの医療ダイエットは、そのクリニックに導入されている治療法しか選択できませんので、できればダイエット専門クリニックで治療を受けるのがおすすめです。

教えてくれたのは

「LIGHT CLINIC」副院長 吹田春佳先生

幼少期より人の命の大切さを考え医師を目指す。金沢大学医学部を卒業後、地元の神戸大学に入局し、手術室や集中治療室で超急性期の患者と向き合い、全身管理に努める。オーストラリアのAustin病院に留学するなど見聞を広め、常に死と隣合わせの現場で医療に従事する中で、急性期治療の限界と、予防医学の大切さを思うようになる。帰国後は、肥満患者の減量手術のチームに参加し、肥満改善のチーム医療を学ぶ。その後、国立循環器病研究センターでの勤務を経て、30年、50年先の健康を見据えた肥満治療普及を目指してダイエット専門クリニックを立ち上げる。

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