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最近、膣のゆるみを感じない?セルフチェック方法や膣トレをレクチャー!

美人百花デジタル / 2022年7月25日 20時0分

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年齢とともに、膣のゆるみを感じることはありますか? セルフチェック方法や、手軽にできるトレーニング方法など、「東京ブランシェクリニック」医師・鈴木三奈先生に伺いました。

Q. 膣がゆるむとはどういうことか教えてください。

膣のゆるみで悩まれている方は少なくありません。膣とは外陰部の入口(膣口)から子宮口につながる筒状のもので、個人差はありますが、6〜8cmの長さがあります。内側は非常に弾力性に富んだ粘液で覆われており、分泌物で常に潤っています。
また、膣はいくつかの筋肉に囲まれており、それらの筋肉は膣や尿道を締めたり、骨盤底を支える役割があり、まとめて骨盤底筋群と呼ばれています。骨盤底筋が弱まると、膣が緩んだり、膣そのものの筋力が低下して、ゆるんだりします。原因しては加齢、出産、女性ホルモンの減少、運動不足、肥満、便秘によるいきみなどがあります。

Q. セルフチェック方法があれば教えてください。

目に見えないところですので気づかない方も多いです。パートナーからの指摘があることもありますが、ご自身で以下のような症状に心当たりがありましたら、もしかすると膣がゆるんでいるかもしれません。

(1)お風呂やプールでお湯や水が入り、しばらくしてから出てくる
(2)性交渉時や座ったときに空気が入り、おならのような音が鳴ってしまう
(3)せきやくしゃみをしたときやランニング時などに、尿が漏れることがある
(4)尿を途中で止めることができない
(5)タンポンが膣内に固定されずに、下へ降りてくる

Q. 膣トレはどんな方法があるのか教えてください。

膣圧アップのセルフトレーニングとしては、腹筋の力を抜き、肛門や膣を上にあげるようなイメージで力を入れ引き締めます。その状態を息を止めながら5~10秒程度かけてゆっくり息を吐き力を抜いていきます。これを数回繰り返してください。このトレーニングは仰向けでも、座った状態でもできます。ご自身でのトレーニングは毎日行うことが大切です。1カ月ぐらいで徐々に効果を実感できます。

Q.膣を鍛えると、どのようなメリットがあるのか教えてください。

膣を鍛えることで性交時の満足度のアップ、尿漏れの改善や予防、膣ナラ(ちなら)、お風呂の水が入る、骨盤性器脱の予防が可能です。

膣を鍛えるとパートナーや自分自身への刺激が強くなり、性交渉に満足します。また、膣壁を鍛えることで尿道や膀胱を支える力が強くなると、尿漏れがおきにくくなります。

さらに、性交渉のときや座ったときに膣の空気が入っておならのような音がすることがありますがそれが出なくなります。入浴中にお風呂のお湯が膣の中に入り、上がってからドバッと出て服を濡らしてしまうことがなくなります。膣脱や膀胱脱といった骨盤臓器脱(性器脱)を防げるなど、さまざまなメリットがあるでしょう。

教えてくれたのは

「東京ブランシェクリニック」医師・鈴木三奈先生

美容外科、美容皮膚科12年にてさまざまな肌の悩みと向き合う。自身も膣の引き締め体験があり、多くの患者への的確なアドバイスには定評あり。多くの女性に正確で確実な治療を提案することを使命としている。

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