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ニキビには漢方?なかなか治らない肌荒れ対処法を薬剤師が解説!

美人百花デジタル / 2020年9月28日 20時0分

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体調の変化や季節の変わり目などに起こる、ニキビや吹き出物などの肌荒れ。漢方をうまく取り入れることで、肌質の改善が期待できるそうです。

今回は肌荒れ時におすすめの漢方について、薬剤師の芝軒千紘さんに教えてもらいました。

 

そもそもニキビとは?

ニキビとは、顔や背中、胸などにできる炎症した発疹で、正式には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」といいます。毛穴などに分泌物がたまりニキビやアクネ菌が感染して炎症を起こすニキビもあり、その重症度はさまざまです。

ニキビができる原因

ニキビは年齢によって原因も異なります。思春期は皮脂の過剰分泌が原因で毛穴に皮脂や分泌物がたまり、ニキビができます。

一方、大人になってできるニキビは、不規則な食生活やストレス、ホルモンバランスの乱れ、飲酒や喫煙など原因はさまざま。思春期のニキビと違い、大人のニキビは生活やホルモンの乱れのバロメーターの役割もしてくれます。

また、肌荒れを気にして洗顔しすぎることで乾燥肌になり、皮脂が乾燥をカバーするために過剰に分泌されることでニキビができてしまうことも意外と多いのです。間違ったスキンケアは悪循環を引き起こす原因となりますので、注意が必要です。

大人のニキビや肌荒れにおすすめの漢方

大人のニキビの原因は人によって異なりますが、漢方医学ではその人の症状や体質に合わせて最適な漢方が処方されます。

以下では原因別のオススメ漢方をご紹介します。

  • ホルモンバランスの乱れ

ストレスや栄養不足、冷えなどから「血」の巡りが悪くなることが原因の肌荒れには……桂枝茯苓丸・当帰芍薬散・加味逍遥散

  • ストレス

ストレスなどにより活動のための生体エネルギーの「気」の巡りが悪くなることが原因の肌荒れには……半夏厚朴湯・柴胡加竜骨牡蛎湯

  • 炎症が強い

背中や全身に炎症が強く、化膿している赤ニキビなどがみられる肌荒れには……十味敗毒湯

また、ニキビがどの部分にできているのかも、これらの原因を把握するための材料となります。

肌荒れを漢方で改善するには、原因や体質に応じてあなたに合う漢方を取り入れることが重要です。興味がある方は、オンライン薬局やお近くの漢方薬局で診断してみてもらってくださいね。

加えて、バランスの良い食事や規則正しい生活習慣を意識しながら、肌荒れのないお肌を目指していきましょう。

教えてくれたのは

薬剤師・芝軒 千紘(しばのき ちひろ)さん

大学病院の門前薬局にて勤務後、より多くの人に健康に興味を持ってもらえるよう、パーソナルの栄養相談・指導などを行ってきた。現在はオンライン薬局YOJOにて体質に合わせたオーダーメイド漢方の提案をしている。

薬剤師と相談しながら漢方を購入できるYOJOはこちらからチェックを!

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