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“青春×復讐”ドラマ『梨泰院クラス』でキラリと光る「ベスパ プリマベーラ」の存在感

バイクのニュース / 2020年9月1日 17時0分

新たな韓流ブームの火付け役『愛の不時着』と人気を二分する『梨泰院クラス』。物語の中に1度だけ登場するベスパ「プリマベーラ」が、権力に屈することなく奮闘する若者たちの青春群像劇の中で最も印象が残るシーンの一つです。さらに、主演のパク・ソジュンや俳優陣の人気も相まって注目される作品です。

■ベスパ「プリマベーラ」が物語の中で重要なシーンに登場

『冬のソナタ』以来の韓流ブームと言えるほど、いま日本では韓国ドラマにどハマりする人が続出しています。その火付け役となった作品といえば『愛の不時着』ですが、それと人気を二分する熱い支持を集めているのが『梨泰院クラス』です。

 大企業・長家の会長とその息子によって高校を退学させられた青年パク・セロイ(パク・ソジュン)。さらに父親まで死に追いやられ、殺人未遂で収監されてしまったセロイですが、どれほど過酷な状況にあっても信念を曲げることなく、自らが成功することで長家への復讐を果たすべく人生をかけた戦いをはじめます。大都市ソウルにある国際色豊かな街・梨泰院に小さな居酒屋「タンバム」を開いた彼が目指すのは、飲食業界のトップに立つこと、そして会長と長家を叩き潰すこと--。

 まっすぐで正義感が強く、決してブレない志をもち、強さと優しさを兼ね備えたセロイ。彼のもとには、ジェンダー、人種、成育環境、前科、さまざまなバックグラウンドを抱えた仲間たちが集まります。ともに壁にぶつかりながら成長し合い、絆を深めていく様にはなんとも胸を熱くさせられてしまいます。

 そんな個性豊かな登場人物の中でもキーパーソンとなるのが、IQ162をもつ天才少女にしてソシオパスのチョ・イソ(キム・ダミ)です。敏腕マネージャーとして「タンバム」を発展に導く一方、セロイに対し直球ストレートな愛を注ぎ続けるイソは、物語におけるもう1人の主人公と言っても過言ではありません。

チャン・グンス(キム・ドンヒ)の運転するベスパ“プリマベーラ”でクラブへ向かうチョ・イソ(キム・ダミ)

 それまで全く別の人生を歩んできた2人の人生が、第3話から大きく交差し始めます。大きな橋の上から1人で川を眺めていたイソのもとに、バイクで駆けつけた高校のクラスメイト、チャン・グンス(キム・ドンヒ)。このあと先輩と梨泰院のクラブに行く約束をしているというグンスに、イソは強引に「ついて行く」と言い、2人はグンスの運転するベスパ“プリマベーラ”でクラブへと向かうことに。

 その頃、梨泰院では着ぐるみを着たセロイが店のチラシを配っていました。グンスたちがそこを通り過ぎようとするとバイクの前に突然子どもが飛び出し、急ブレーキの反動で後部シートのイソは空中高く放り出されてしまいました。あわや、道路に叩きつけられる寸前、セロイが身を呈してイソを受け止めるも、気絶してしまい……。

 イソに密かな恋心を抱くグンスと、それにまったく気づこうともしない天真爛漫なイソによる甘酸っぱいタンデムから一転、セロイとイソを結びつける強烈なアクシデントを引き起こした“プリマベーラ”。『梨泰院クラス』の中で同車が登場するのはこのくだりだけながら、強く印象に残ります。ベスパ史上最も歴史あるモデルかつ自由や夢を象徴するアイコンでもある名車は、権力に屈することなく奮闘する若者たちの青春群像劇にベストマッチなバイクと言えるのではないでしょうか。

 Netflixオリジナルシリーズ「梨泰院クラス」独占配信中。

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