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ホンダ「フォルツァ350」2021年モデル公開 排気量増加でよりスピーディに

バイクのニュース / 2020年10月16日 17時0分

ホンダ・ヨーロッパは欧州で長年に渡り高い支持を得ているスクーターモデル「フォルツァ」シリーズの新型車「フォルツァ350」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■誕生20年を迎えたフォルツァ・シリーズ

 ホンダ・ヨーロッパは長年に渡り高い支持を得ているスクーターモデル「Forza(フォルツァ)」シリーズの新型車「フォルツァ350」を発表しました。

 2000年に登場して以来、国内外で高い支持を得てきたフォルツァ・シリーズの最新モデルとしてフォルツァ750/125と共に登場したフォルツァ350は、シート下のトランク容量の拡大、トップスピードの高速化と加速性の向上を実現したミドルサイズ・スクーターです。

 最高出力21.5kW/7,500rpmに、最大トルクは31.5Nm/5250rpmの排気量330cc水冷・燃料噴射式SOHC 4バルブユニットを搭載するフォルツァ350は、前モデルに当たる「フォルツァ300」と比較し最高速6%強アップの137km/hを達成。

 前後輪の速度差を検知してスリップレシオを算出し、燃料噴射を介してエンジントルクを制御して後輪のトラクションを回復させるシステム「Honda Selectable Torque Control(HSTC)」も搭載されています。

 また、2つのチャンバーで構成されたマフラーなどを採用sじゅるフォルツァ350は、一酸化炭素排出量の大幅な削減、総炭化水素排出量の40%以上の削減、より厳しい誤発火検知、粒子状物質制限などが導入されたEURO5にも対応。燃費は30km/l(WMTCモード)で、11.5Lのタンク容量の採用により340km以上の航続距離を可能にしています。

 その他、フロントスクリーンの調整幅を増大し、高速走行時の安定性と快適性、長距離走行時の快適性を増したフォルツァ350では、オプションとして移動中にスマートフォンと連携して通話や音楽を音声で管理することができる「ホンダ・スマートフォン・ボイスコントロールシステム」を採用。ヘルメットに装着したヘッドセットとBluetoothで接続することで使用可能となります。

 なお、ホンダの広報部によると現状、日本への導入は未定とのことですが、誕生から20年を迎えたフォルツァ・シリーズが今後どのような展開を見せてくれるのか、期待したいところです。

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