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【平成の原付】時代を先取り!スズキの回生充電が可能な原付一種電動スクーター「e-Let’s」

バイクのニュース / 2021年1月29日 19時0分

スズキは、原付一種スクーター「レッツ4バスケット」の車体をベースに着脱式バッテリーを採用した電動スクーター「e-Let's」を2012年に発売しました。

■脱着式バッテリー2個、またスペアバッテリー1個と充電器を搭載可能

 スズキは、家庭で充電できる着脱式バッテリーを採用した原付一種電動スクーター「e-Let’s」を2012年1月に発売しました。

「e-Let’s」は、実用的な電動二輪車の普及を目的とし、低騒音、低振動、排出ガスゼロの原付一種電動スクーターとして開発が進められていました。電動スクーターの歴史は20世紀後半から本格的に各メーカーが開発をスタートさせています。「e-Let’s」が登場した時、ホンダ「EV-neo」やヤマハ「EC-02」など各社デザインを重視した原付一種の電動スクーター専用モデルを発売していました。

 原付一種スクーター「レッツ4バスケット」の車体をベースに、走行中にスロットルを全閉にすると、モーターが発電機となり減速エネルギーを電力に変えてバッテリーの充電を行う回生充電が可能な高性能インホイールモーターとリチウムイオン電池を組み合わせ、電動スクーターならではの滑らかな加速と軽快な走りに加え、装備重量(専用充電器を除く)を「レッツ4バスケット」に対し2kg軽い車両重量を実現しています。

回生充電が可能な高性能インホイールモーターを採用

 バッテリーの状態を監視するBMU(バッテリーマネジメントユニット)を内蔵したリチウムイオンバッテリーは、車体から取り外して充電できる着脱式を採用し、1回の充電(2芯の家庭用100Vで約4時間)で30kmの走行が可能です。また、3芯のアース付コンセントを必要としないため特別な工事も必要ありませんでした。シート下に専用充電器またはスペアバッテリーを収納することが出来るため、出先で充電する際の利便性を高めており、充電済みバッテリーと替えることで走行距離を延ばすことができます。

シート下にはバッテリー2個または、スペアバッテリー1個と充電器を搭載可能

 スズキは、将来のゼロエミッション社会に向けて、「e-Let’s」をはじめとした電気自動車、燃料電池車等の次世代車の開発を進めCO2の削減に努めるとともに、お客様に二輪車の楽しさを提供する。

「e-Let’s」の価格(税込)は31万2900円、スペアバッテリー1個を追加した「e-Let’s W」は39万6900円でした。

■「e-Let’s」主要諸元

全長×全幅×全高:1665mm×600mm×985mm
装備重量:72kg(充電器除く)/バッテリー2個搭載時は80kg
シート高:695mm
最低地上高:130mm
ホイールベース:1150mm
定格出力:0.58kW
バッテリー電圧:50V-14.2Ah(5h)
バッテリー種類:脱着式リチウムイオンバッテリー
充電時間:家庭用100Vで約4時間

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