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「ヨシムラSERT Motul」EWC開幕戦ル・マン24時間を制覇 新体制で安定の速さを発揮

バイクのニュース / 2021年6月14日 17時10分

スズキのファクトリーチーム「ヨシムラSERT Motul」は、2021年6月12日から13日にかけてフランスのル・マン(ブガッティ・サーキット)で開催されたFIM世界耐久選手権(EWC)2021年シーズン初戦で優勝を果たしました。昨シーズンに年間チャンピオンを獲得し、今シーズンからヨシムラと共に挑んだSuzuki Endurance Racing Team(SERT)はどのようなレースを展開したのでしょうか。

■ヨシムラ・スズキの強力タッグが圧勝

 スズキのファクトリーチーム「ヨシムラSERT Motul」は、2021年6月12日から13日にかけてフランスのル・マン(ブガッティ・サーキット)で開催されたFIM世界耐久選手権(EWC)2021年シーズン初戦で優勝を果たしました。

 昨年に引き続き、無観客での開催となったEWC開幕戦ル・マン24時間は、YART – Yamaha Official Team EWC(カレル・ハニカ/マービン・フリッツ/ニッコロ・カネパ組)が平均タイム1分35秒804を記録しポールポジションを獲得。2番手にヨシムラSERT Motull(グレッグ・ブラック/チャビエル・シメオン/シルバン・ギュントーリ組)、3番手にBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(マーカス・ライターベルガー/イルヤ・ミハルチク/シャビ・フォレス組)が続きました。

 スズキのグレッグ・ブラックがホールショットを奪った同レースでは、最初の数時間は激しい1位争いが展開されましたが、スズキは終始ハイペースを維持し、ピットも迅速な作業を実現。

 合計で24回のピットストップ、855周を走行し2位のWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTAR(ジェレミー・ガルノニ/エルワン・ニゴン/デビッド・チェカ組)に8周差をつけて勝利を勝ち取りました。

 今回のレースを終え、ヨシムラSERT Motulのチームディレクターの加藤陽平氏やダミアン・ソルニエマネージャー、ライダーたちは次のようにコメントしています。

FIM世界耐久選手権(EWC)2021年シーズン初戦、ル・マン24時間を制覇した「ヨシムラSERT Motul」のメンバー

■ダミアン・ソルニエ(SERTチームマネージャー)
「スズキは、神話的なレースであるル・マンでの勝利を取り戻し、大きな満足感を得ることができました。我々は、ヨシムラとの素晴らしい冒険の始まりであり、その関係はすでに完璧に機能しています。ヨシムラの8時間レースでの経験とSERTの24時間レースでの経験は、我々が速くて耐久性のあるレースをすることができることを意味しています。また、スズキの開発力、ブリヂストンのタイヤの品質、そしてもちろんライダーの安定性によって、このパッケージは機能しています」。

■加藤陽平氏(ヨシムラチームディレクター)
「ヨシムラにとっても、SERTにとっても、そしてスズキにとっても嬉しい勝利です。このブランドを代表することは名誉なことであり、大きな責任を感じています。肩には大きなプレッシャーがかかっていましたが、24時間レースでの成功は、私たちの仕事に対する報いです。事前に多くの作業をしてレースに備えていたので、チーム全員が結果を楽しみにしていました。ですから、この素晴らしい勝利はとても重要です。SERTは我々にナンバー1を与えてくれました。競争が激しく、やりがいのあるこの選手権で、2021年もナンバー1を維持することが目的です。

FIM世界耐久選手権(EWC)2021年シーズン初戦、ル・マン24時間を制覇した「ヨシムラSERT Motul」

ル・マン24時間レースで優勝したことは、本当に特別な瞬間で、自分の気持ちをどう表現していいかわかりません。Covid-19のパンデミックの影響で、プロジェクトを開始してから予定が変更され、ここに来るまではそう簡単ではありませんでした。しかし、4人のライダーとチームクルーが週末を通して完璧な仕事をしてくれたおかげで、貴重な勝利を手にすることができました。スズキのGSX-R1000Rは強力で信頼性が高く、そのおかげでレース全体がとてもスムーズでした。今日は何の問題もなく、本当に完璧なレースができました。

スズキとスポンサーの皆様の素晴らしいサポートがなければ、このような結果は得られませんでした。また、SERTとヨシムラのパートナーシップもうまくいきました。残りのシーズンでも強さを維持するためにベストを尽くします。そして、またル・マンに戻ってきて、次は素晴らしい観客の皆さんと一緒にレースをしたいと思います!」

■グレッグ・ブラック選手
「何年も前からル・マンでの優勝を狙っていましたが、ついにそれが実現しました。本当に嬉しいし、この一週間、素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝しています。EWCの競争は非常に激しいものです。シーズンの初めには、自分たちがどこにいるのかと思っていました。しかし、テスト開始直後から、チームは任務を遂行できることを証明してくれました。冬の間に皆が行った作業がすぐに実を結んだのです。また、チームメイトとの理解度も申し分ありません。耐久レースでは、これが大きな財産になります」。

■グザビエ・シメオン選手
「私の父は、数年前までSERTのライダーでした。この勝利は、父の賞品リストになかった唯一のレースであるため、私にとって非常に特別な味わいがあります。この勝利、そして何の問題もなくレースを終えられたことにとても満足しています。しかし、チャンピオンシップはまだ始まったばかりです。他のレースも予定されています。グレッグ・ブラック選手は昨年、ボルドールで優勝しましたが、今年もそれを繰り返したいと思っています。また、2022年にはスパ・フランコルシャン24時間をチームの業績に加えたいと思っています」。

■シルヴァン・ギュントーリ選手
「SERTとヨシムラのコラボレーションは、すでに実を結んでいます。彼らは私が過去に一緒に仕事をしたことがある団体で、とても仲が良かったのです。今、これらの力が合わさり、連携は完璧に機能しています。グレッグ選手とグザビエ選手と一緒に、我々は勝利を目指します。そしてここル・マンでは、ほぼ完璧なレースができました。夢が叶ったようなものです」。

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 FIM世界耐久選手権(EWC)2021年シーズン第2戦エストリル12時間レースは、7月17日にポルトガルのエストリル・サーキットで開催予定です。

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