Dab Motors「CONCEPT-E」公開 シンプルなデザインを採用した原付二種の電動モタードモデル

フランスのバイクメーカー「Dab Motors」は、電動バイクのコンセプトモデル「CONCEPT-E」を公開しました。どのような仕様になっているのでしょうか。

■クリーンな外観を実現した電動モデル

　フランス・バイヨンヌに拠点を置くバイクメーカー「Dab Motors」は、電動バイクのコンセプトモデル「CONCEPT-E」を公開しました。

　フランスの工場で設計、エンジニアリング、製造を行うDab Motorsは、オフロード／モタード仕様のバイク「LM-S」を手掛ける新興メーカーです。

　新たに公開されたCONCEPT-EはDab Motors初の電動モデルで、直線的で大胆なデザインを採用しケーブル類を匠に処理することでクリーンな外観を実現しています。

500CCのシングルエンジンを搭載したDab Motors「LM-S」

　10kWのモーターと51.8Vのリチウムイオンバッテリーを搭載したCONCEPT-Eは、法的には125ccに相当するモデルで、快適な走行性と直感的な操作性に加えて、ほとんど音を立てずに路上を走り抜ける強力なトルクを備えています。

　また、CONCEPT-Eではカーボン製の外装のほか、Beringer製のブレーキシステムやパワーを最大限に引き出し、ノイズを最小限に抑えるアルミニウム製プーリーを使用したゲイツ社製ベルトドライブなどを採用しています。

　様々な国のメーカーから多種多様な電動バイクが発表される昨今。品質や性能に定評のある日本メーカーからの電動バイクの発表にも期待したいところです。