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パナソニックが東京2020オリンピック「ケイリン」の先導車を納入

バイクのニュース / 2021年8月2日 12時0分

パナソニック サイクルテック株式会社(以下:パナソニック サイクルテック)は、2021年7月23日から開催されている「東京2020オリンピック」自転車競技のトラックにおけるケイリンで使用される先導車を開発し納入しました。どのような車両なのでしょうか。

■先導車にふさわしい性能を実現

 パナソニック サイクルテック株式会社(以下:パナソニック サイクルテック)は、2021年7月23日から開催されている「東京2020オリンピック競技大会」自転車競技のトラックにおけるケイリンで使用される先導車を開発し納入しました。

 パナソニック サイクルテックは、地球環境問題解決にむけ電動アシスト自転車を普及浸透させることによるCO2削減、サーキュラーエコノミー型事業の創出、製造工程における環境負荷軽減等から環境への取り組みを行ってきました。

 日本発祥の競技であるケイリンは、7人までの選手によってトラック6周で競われる種目で、ペースメーカーである先導車が選手たちへの風よけになり段階的に速度を上げ、選手たちはその後ろでポジション争い展開。

 先導車が時速50キロメートルまで速度を上げてペースを作り、残り3周で離脱したあと選手だけのレースとなり、勝敗を決する種目となっています。

 パナソニック サイクルテックはケイリンにおいて高速走行にも対応できるスポーツドライブユニット(最高時速50 km/h)や高剛性のフレームを持つスポーツタイプの電動アシスト自転車「XU1」をベースに先導車を開発し、ケイリンが行われる本会場・伊豆ベロドロームでの試験を重ねて完成させ、東京2020オリンピックに納入しました。

 オリンピックのワールドワイドパートナーとして大会の運営をサポートするパナソニック。ケイリン競技を視聴する際には先導車の活躍にも注目したいところです。

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