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2021年SBK第6戦チェコ ラズガトリオグルが2勝しポイントランキング肉薄 J・レイは通算200回目の表彰台獲得

バイクのニュース / 2021年8月10日 15時0分

スーパーバイク世界選手権(SBK)の2021年シーズン第6戦チェコ決勝レースがオートドローム・モストで開催されました。今回のレースではT・ラズガトリオグル選手が2勝を上げ、年間ポイントランキングトップのJ・レイ選手に3ポイント差まで迫りました。

■安定の速さを見せた絶対王者

 スーパーバイク世界選手権(SBK)の2021年シーズン第6戦チェコ決勝レースが2021年8月7日から8日にかけてオートドローム・モストで開催されました。

 チェコ・ラウンドでは土曜日に行われたレース1でトプラック・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)が優勝。2位にスコット・レディング選手(Aruba.it Racing ? Ducati)、3位にアンドレア・ロカテッリ選手(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)が入賞しました。

 レース2日目、10周で競われるスーパーポールレースでは、レース1に続きT・ラズガトリオグル選手が優勝。2位にS・レディング選手、3位にジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)が入賞しています。

 なお、J・レイ選手はこのレースでの2位入賞によりスーパーバイク世界選手権で通算200回目の表彰台を記録しました。

スーパーバイク世界選手権2021年シーズン第6戦チェコ・ラウンドで通算200回目の表彰台を記録したJ・レイ選手。レース2で3位に入賞し、記録を201回に伸ばしています

 また、レース2ではS・レディング選手が優勝。2位にT・ラズガトリオグル選手、3位にJ・レイ選手が入賞しました。

 今回のレースを終え、ポイントランキング トップ3の選手は次のようにコメントしています。

■ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)/266ポイント

スーパーバイク世界選手権2021年シーズン第6戦チェコ・ラウンドで通算200回目の表彰台を記録したJ・レイ選手。レース2で3位に入賞し、記録を201回に伸ばしています

「スーパーポールレースでは、Ninja ZX-10RRのポテンシャルを最大限に引き出し、完全に限界まで攻めました。楽しいレースでしたが、ちょっとしたミスでトプラクの後ろに吸い込まれてしまいました。

 レース2では、スーパーポールでの10周を除いて、SCXタイヤ(スプリント競技用に開発されたタイヤ)であまり走ったことがなかったので、より保守的なハード・リア・タイヤを選択しました。序盤のリズムは良かったのですが、ロカテッリに少し引っかかってしまい、彼を抜いた後は、スコットやトプラクとの差を縮めることができなかったです。今日は彼らのほうがリズムが良かったので、3位争いになってしまいました。
 
 グリッド上では受け入れられなかったですが、レース後半にはハードタイヤを履いていたので、もしかしたら自分にも回ってくるかもしれないと思っていましたが、グリップが少ない状態でスタートしたので、落差は変わらなかったです。
 
 チャンピオンシップはまだ半分しか過ぎていませんが、すでに起こってしまった紆余曲折は、シーズン後半にも起こり得ることです。トプラクとのポイント差は非常に小さいですが、少なくとも私はトップにいて、誰と戦っているのか、何と戦っているのかはわかっています。私たちには過去の多くの経験があるので、良いポジションにいると感じています」。

■トプラック・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)/263ポイント

スーパーバイク世界選手権2021年シーズン第6戦チェコ・ラウンドで2勝を上げ、J・レイ選手を猛追するT・ラズガトリオグル選手

「本当にうれしいです! 私にとってとてもいい週末になりました。チームが素晴らしい仕事をしてくれて、みんなでほんとうによく頑張りました。優勝2回、2位1回という結果ですから悪くありません! 

 レース2ではサスペンションのセッティングを少し変更してみましたが、実際に走り出してみると、あまり感触が良くありませんでした。レディング選手についていきながら、同時にリアタイヤをセーブしたかったのですが、何周かするうちにリアのチャターが出始めてグリップも落ちてしまいました。
 
 この時点で、たくさんのポイントを獲得したことから2位キープに切り替えました。レイ選手にここまで近づけたのは初めてですし、ヤマハがコンストラクターズ・ランキングのトップに立ったこともとてもうれしいです。
 
 彼との戦いは私にとって特別なもので、ときにはストレスを感じることもありますが、これからもひとつひとつのレースに集中して勝利を狙っていきたいと思います。決して簡単なことではありませんが、次回、ナバラへの準備はできています。大好きなコースです!」

■スコット・レディング選手(Aruba.it Racing-Ducati)/216ポイント

スーパーバイク世界選手権2021年シーズン第6戦チェコ・ラウンドで3レースともに表彰台を獲得したS・レディング選手。レース2では優勝を飾り、プロポーズを果たしました

「今日のレースでは、多くの感情が錯綜していました。目標は、ジェシーにプロポーズすること、ブリティッシュスーパーバイク選手権で重症を負ったブラッド(ジョーンズ)に勝利を捧げること、そして何より自分自身に勝つことでした。

 レース1では僅かな差で勝利を逃してしまい、少しイライラすることもありましたが、とてもポジティブな週末でした。しかし、感情的になると、かえって悪い結果になることは分かっていました。チャンピオンシップのランキングについてはまだ考えたくないですが、すべてのレースで最善を尽くすだけです。シーズンの終わりに、その結果は出るでしょう」。

※ ※ ※

 2021年SBK第7戦ナバラ(スペイン)は8月21~22日にかけてナバラ・サーキットで開催予定です。

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