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元F1ドライバーのベルガーがロッシに熱烈オファー!? 2022年はDTM(ドイツツーリングカー選手権)を走る可能性も

バイクのニュース / 2021年8月11日 19時0分

今シーズン限りでの現役引退を発表し、今後の活動に注目が集まるヴァレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム)。もしかしたら来年の今頃は、ドイツでツーリングカーを走らせているかもしれない。

■元F1ドライバーのベルガーがDTM参戦を熱望!?

 2021年いっぱいでMotoGPから引退することを発表したヴァレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム)。今後の活動に注目が集まるが、もしかしたら来年の今頃は、ドイツでツーリングカーを走らせているかもしれない。

 1980年代中盤から1990年代後半にかけ、F1のフェラーリやマクラーレン・ホンダで活躍し、現在はDTM(ドイツツーリングカー選手権)の運営組織、ITR e.Vの代表を務めるゲルハルト・ベルガーは「以前、ヴァレンティーノと会った時、MotoGPのキャリアを終えたらDTMについて話し合おうと約束した。まだ連絡はしていないが、シーズンの終わりまでには電話するつもりだ。もし私たちのチャンピオンシップで走りたいと言ってくれれば、それは素晴らしいことになるだろう」とドイツ・メディアに語り、「26年間、非常に高いレベルでMotoGPを戦ってきて、今でもモチベーションは高い。素晴らしいアスリートだ」とその存在を賞賛した。

今季限りでMotoGPから引退するヴァレンティーノ・ロッシ。4輪レースでも数々の実績を残しています

 ロッシ自身も4輪レースへの関心を隠しておらず、6月には「すでに経験のあるGT3マシンでおそらくサーキットを走ることになると思う。このクラスは非常に興味深く、この種のマシンでレースをしたい」と話しており、ちょうど今シーズンからGT3規定で争われるようになったDTMは、参戦するのに格好のカテゴリーだ。

“THE DOCTOR”は大のラリー好きとしても知られ、かつてはシーズンオフに地元モンツァ・ラリーに出場するのが恒例行事となっていたが、ここ2年は“ウーチョ”こと幼なじみのアレッシオ・サルッチ、異父弟のルカ・マリーニとトリオを組み、フェラーリ488 GT3でガルフ12時間耐久レースに参戦している。

ヴァレンティーノ・ロッシの異父弟、ルカ・マリーニ

 幼少時代、レーシングカートにも親しみ、1990年に地元の選手権でタイトルを獲得した経験を持つロッシは、WRC(世界ラリー選手権)ドライバーも出場するモンツァ・ラリーで通算7勝。ガルフ12時間耐久でも総合3位(クラス優勝)、総合4位(クラス3位)と2年続けて好成績を収めている。

■過去にはフェラーリF1入りが実現寸前だった?

 引退会見でも「僕はまだレーサーとして、ステアリングを握ってレースを続けていきたい」と4輪レースへの情熱を口にした42歳は、過去にはジョン・サーティースしかいまだ達成していない、2輪と4輪の世界最高峰クラスのダブルチャンピオンを目指し、F1への転向を本気で検討していた。

 2004年にフェラーリのF1マシンを初めてテストすると、当時の絶対王者、ミハエル・シューマッハから0.7秒落ちのタイムをいきなりマーク。その後も複数回テストを重ね、2006年には本格的に交渉が進められていたが、最終的にはフェラーリ側が「まずはテストドライバーを務め、(中堅チームの)ザウバーで1年走り、実績を残すこと」を条件として提示したため、オファーを辞退した。

 WEC(世界耐久選手権)も候補として予想され、「チャンピオンシップのどれかなのか、ル・マン24時間耐久レースなのか、いくつかのことを評価しているところなので、来年、どこにいるのかは正直まだ分からない」としながらも「どこかでドライブしたい」と語るロードレース界の“生ける伝説”。タイヤの数こそ違えど、とにかくサーキットでヘルメットを被った元気な姿を見せてくれることは確かなようだ。

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