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バイクはダメ!? 自転車峠メシの絶品「いそべ餅」を求めて東京の激坂秘境ルートをサイクリング

バイクのニュース / 2021年8月15日 11時0分

東京に残る大自然として人気の奥多摩は、バイク乗りやサイクリストにも人気のツーリングエリアです。今回はバイクではなく自転車なら走ることができる激坂秘境ルートと絶品「いそべ餅」をご紹介します。

■バイクNGの激坂秘境ルートをサイクリング、ご褒美は絶品「いそべ餅」!?

 東京の自然豊かな観光地として親しみを込めて秘境とも称される奥多摩は、バイク乗りやサイクリストにも人気のツーリングエリアです。今回はバイクでは走れない激坂の秘境ルートを自転車で走り、東京で最も高い場所にある道路「奥多摩周遊道路」の最高地点「風張峠」を目指し、「檜原都民の森」(以下、都民の森)でオススメの「自転車峠メシ」をご紹介します。

 檜原街道(都道33号)沿いの檜原村役場から奥多摩周遊道路へ向かうには、「橘橋」交差点を左へ折れて南秋川沿いに遡上するのがいわゆる王道ルート、そして交差点を右へ折れて北秋川沿いの都道205号「水根本宿線」を遡上するのが、秘境の激坂へ至るルートです。バイクは通行できない林道区間を上ります。

 こちらのルートは距離25km、獲得標高が972m、後半はおよそ6kmで655mと平均勾配10%越えの区間があり、非常に厳しい山岳コースです。山岳向けのローギアを用意しておくと楽しく走れます。

 北秋川渓流沿いは上り基調のアップダウン。交通量はかなり少ないです。片側1車線の道をひたすら走り続けると、バスの折り返し地点にもなっている交差点があり、ここで水根本宿線から離脱して「檜原きのこセンター 」へ至る道へ進路を変えます。

都道205号(水根本宿線)のバスの折り返し地点。ここを川沿いに直進する

 ここからおよそ3.9kmの道のりは車のすれ違いができないような狭さで、一気に勾配がキツくなっていきます。途中、左手に車寄せがあり道が広くなります。「檜原きのこセンター右へ1.5km」の道標に従い、右へV字に曲がる道を上って行きます。

「えっ、ここ走るの?」という急勾配! ありえない激坂が続きます。そして「檜原きのこセンター」を通過し、林道になります。ここからは一般車両は走れませんのでご注意を。自転車・歩行者は通過できます。

 メーターを見ると15%前後の勾配が続きます。勾配が緩くなったなと思っても7%と、ここまで来ると上りの基準が狂い始めます。

 足がキツければ勾配が緩くなったときにペースを落とせるだけ落として息を整えましょう。完全に止まると再スタートが厳しくなります。

 森の中をひたすら走っていくと、滑り止めのコンクリート路面に。この辺りが最もキツい区間! さらに進むと道が開けて絶景が待っています。奥多摩を見渡す絶景が現れたらもう終盤、最後の力を振り絞ります。しばらく進むと奥多摩周遊道路の最高標高地点付近につながっています。

「檜原きのこセンター」を通過してしばらく進むと道が開けて絶景が待っている。ガードレールがないので注意

 つまり「風張峠」のてっぺん付近。東京都で最も高い位置にある道路ということで、大きな達成感が得られます。

 目的地の「都民の森」よりはるか先まで上っているので、あとはクールダウンがてらゆっくり坂を下りましょう。

 さて、前回はスパイシーなカレーパンをレポートしましたが、今回は和テイストの「いそべ餅」をご紹介しましょう。これも「都民の森」の売店「とちの実」で販売されています。カレーパン同様、カウンターに個別包装で並べられています。

 ひとつ130円ですが、ふたつで買うと250円で10円お得です。サイズはコンパクトなので軽くふたつは食べられるでしょう。嬉しいことにその場ですぐに食べるなら電子レンジで温めてくれます。

「とちの実」で売っている「いそべ餅」は絶品タレと海苔のハーモニーが最高。機会があれば是非ご賞味を

 ラップを剥がすと香ばしい香りが食欲をそそります。この甘ダレが絶品で、旨味が口いっぱいに広がります。どこか懐かしい風味がたまりません。海苔の香りもホッとしますね。

 カレーパンと同様に、厳しいコースを完走した後に待っているこの「いそべ餅」は最高のご褒美、カレーパンとのコンボは優勝レベルです!

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