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自転車大国イタリアのメジャーブランド「カレラ」 2022年モデルラインナップに注目のフレームセット登場

バイクのニュース / 2021年8月30日 17時0分

イタリアの大手自転車メーカー「CARRERA(カレラ)」が、2022年モデルを発表しました。その中でも際立つ新型の2モデル(フレームセット)をご紹介します。

■見た目じゃわからない? 自転車のフレームは常に進化している

 イタリアのメジャー自転車ブランド「CARRERA(カレラ)」は、イタリア北部、ロンバルディア地方に拠点を構え、1989年にカレラ・ポディウム社を設立しました。2022年のモデルラインナップに新たに加わった2モデル(フレームセット)をご紹介します。

 そもそも「カレラ」ブランドは、設立当初からイタリアのトッププロチームのスポンサードを行ない、1990年代中盤からしばらくの間、往年のチャンピオンたちが「カレラ」に乗って多くのレースで勝利を手にし、その数は500勝以上といいます。名門チームと名選手に育てられ、今もなおレーシングバイクを手掛けるブランドとして親しまれています。

 2022年のモデルラインナップでは、新たに2モデルが加わりました。カレラのレーシングスタイルを継承した「PHIBRA(フィブラ)」がディスクブレーキ対応となった「フィブラディスク」と、ロードバイクエントリーモデルとなる「SL-1」です。

 5世代目となるロングセラーモデル「フィブラディスク」は、カレラのシンボルとも言える自転車です。円弧したフレーム形状が特徴となっており、これがまさにアイコンともいえるダブルアーチ構造(快適性を担うコンフォートアーチのトップチューブとバックステー、剛性を担うパワーアーチのダウンチューブを組み合わせるという概念)です。フレーム素材には弾性率の異なる3種類のカーボンと、航空宇宙産業でも採用しているレジンを使っています。それらを最新のモールディング工法を用いて成型したことで、最高レベルの重量比剛性を実現、そこへ最新の設計であるディスクブレーキ化を果たしました。

 カレラ「フィブラディスク」の価格(消費税10%込み)は29万7000円です(フレーム、フォークセットのみ)。

 エントリーモデルの「SL-1」は、独特の非対称フレーム構造を進化させ、カーボンレイヤーの積層構造に改良を施し、剛性と強度をアップ、さらにフレームの大きなストレスを受ける箇所を強化し、パワー伝達性とスプリント時の反応が鋭くなっています。

カレラ「SL-1」(2022年型)※完成車の写真はイメージです。フレームセットのみの販売となります

 また、疲労試験においては基準値を遥かに上回る結果を残すなど、エントリーモデルの枠に収まらないパフォーマンスを手に入れているとのこと。こちらもディスクブレーキを採用し、高いセイフティマージンを獲得しています。

 カレラ「SL-1」の価格(消費税10%込み)は16万5000円です(フレーム、フォークセットのみ)。

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