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CEVライダー 石塚健のレースレポート「大きな成長を感じられた3年ぶりの全日本ロードレース」

バイクのニュース / 2021年9月29日 19時0分

CEVレプソルインターナショナル選手権に参戦するレーシングライダー、石塚健選手のレースレポート!第7回目は、急遽代役参戦を果たした、全日本ロードレース選手権最終戦について。限られた走行時間のなかでの、レースの組み立て方を教えてくれました。

■後方からスタートするプレッシャーを乗り越えて

 こんにちは!レーシングライダーの石塚健です。

 今回は、2021年9月19日に決勝がおこなわれた、全日本ロードレース選手権最終戦 オートポリスラウンドの決勝レースについて、お話したいと思います!

 土曜日におこなわれた公式予選では、前日のフリー走行から比べると、ラップタイムを約1秒短縮できましたが、順位は振るわず、14番手となりました。

 後方からの追い上げのレースとなることが決まったことで予選後は、セッティング面、ライディング面と、改善に向けて、チームとのさまざまな話し合いをおこないました。そして、まずは決勝日の朝のウォームアップ走行に向け、様々なデータをチェックし、イメージを膨らませていきます。

全日本ロードレース選手権最終戦 オートポリスラウンドの決勝レースに参戦した石塚健選手。チームクルーコミュニケーションをとりマシンの改善に努めます

 そして、1000ccに合ったライディングを形にすること、ラップタイムを上げ、良いアベレージを刻むこと、そしてマシンのフィーリングを掴み切ることに専念したところ、1分52秒463と52秒前半をマークすることができ、全体の6番手タイムを記録したことで、決勝に向けての手応えを掴むことができました。

 迎えた決勝レース。スタート位置を考え、とにかくスタートから1周目にポジションをどれだけ上げられるかに集中することに決めます。

 そして、イメージどおりスタートを決め、1周目に14番手から10番手までポジションを上げることに成功。全日本を走っていた数年前に苦手としていたスタートからレース序盤の位置取りが、本場ヨーロッパでのアグレッシブすぎる環境で揉まれことにより、強くなれていたことを確信できた瞬間でした。

 レース中のアベレージもよく、自己ベストの1分52秒421を記録するなど、中盤にはその周回での全ライダーのベストラップ記録することもでき、その後も順調にポジションを上げ、レース後半には6番手に浮上します。

全日本ロードレース選手権最終戦 オートポリスラウンドの決勝レースに参戦した石塚健選手。シフターにトラブルを抱えつつも8位でチェッカーを受けました

 しかし、5番手を走るライダーを追いかけようとしたタイミングで、シフターにトラブルが発生。ペースを保つことが難しく、その後はできる限りポジションをキープするべく守りの走りを続けるも、最終的にふたつポジションを落としてしまい、8位でチェッカーを受ける結果となりました。

 また、セクター毎のベストタイムを合わせれば、1分51秒台に入るペースで走れており、レースウィーク全体では限られた時間内で、走行毎に確実にラップタイムを上げていくことが出来ました。

 そして、自分のこれまでの経験からの現状のレベルや、まだまだ足りない部分を感じ取ることができた、内容の濃いレースとなったと思います。

 久しぶりの日本でのレース、そして日本のファンの皆様の前で走ることができて、とても嬉しかったです。クールダウンラップでは、たくさんの人が手を降ってくれ、懐かしい気持ちがこみ上げてきました。

全日本ロードレース選手権最終戦 オートポリスラウンドの決勝レースに参戦した石塚健選手。11月に行われるCEVの最終戦、バレンシアラウンドへの参戦に期待がかかります

 今シーズンの残りのレースは、CEVの最終戦、バレンシアラウンドが11月におこなわれますが、現時点では資金的な問題で参戦出来るかは、分かりません。来シーズンに繋げる為にもなんとか参戦し、結果を残したいと思っています。

 CEVの最終戦に向けて、少しでも応援していただけるという人がいらっしゃいましたら、是非、SNSなどにご連絡をいただけますと幸いです。

 全日本での応援、ありがとうございました!これからも精一杯レース活動を頑張りますので、引き続き、応援よろしくお願いします!

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