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『小野木里奈の○○○○○日和』 ネオレトロスタイルのホンダ「GB350S」は奏でる音にも注目!

バイクのニュース / 2021年11月8日 13時0分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、扱いやすい車体と奏でるサウンドが五感を刺激するホンダのネオレトロマシン「GB350S」に試乗します。

■カラーリングにも注目のホンダ「GB350S」に試乗!

 皆さんこんにちは、小野木里奈です。今日はホンダのGB350Sの試乗記でございます!それではレッツゴー!

 今回は、ホンダの「GB350S」のガンメタルブラックというカラーを試乗しました。特にGB350Sはタンクの色が印象的です。このタンクの色はただのブラックではなく、よく見ると青みがかっているのです。そして光を照らすとキラキラと輝くラメが入っていました。写真で見ると全体が黒で統一されているように見えますが、実物を見た時は単純に真っ黒なバイクではなく、このタンクの塗装に目が引き込まれてしまう…それくらい、私はGB350Sのデザインの中で、一番タンクの色合いがおしゃれで美しさも感じることができて好きですね。

GB350Sの印象は、クラシカルなバイクのデザインに見えます

 外見は、全体的にクラシカルなバイクのデザインです。サイドから眺めた時にタンクからタンデムシート部分まで地面に対しほぼ水平のラインがそう思わせます。スポーティーなバイクは、タンクからタンデムシートまでのラインが波打つようにうねっている印象があるので、GB350Sは逆でクラシカルやレトロな雰囲気を纏っているように感じます。また、GB350SのエンブレムはSの部分の赤に合わせて、さりげなくシートに同じ赤のステッチが施されています。これが全体のモノトーンをさらに引き締めていますね。

エンブレム同様にさりげないシートの赤いステッチもお洒落です

 ミラーやヘッドライトも丸くて尖っているよりも、どちらかというと柔らかさを醸し出しています。また、モノトーンでノスタルジックさがあるGB350Sならファッションも革小物や革ジャンだけでなく、シンプルな服装とも相性が良さそうです。もし、私がGB350Sを購入して服を合わせるなら、グローブやブーツは革小物で統一したいですね! 差し色の赤に合わせるのも似合いそうです。クラシカルで高級感のあるデザインは、バイク女子も好きになってしまうのではないでしょうか。

シート高が80cmなので、私(=身長160cm)が乗ると両足は爪先立ちになります

 さて、それでは恒例の足つきチェックでございます。私(=身長160cm)が乗るとこんな感じです。シート高が80cmなので、両足は爪先立ちになってしまいます。サイドから見ると、前輪の位置とエンジンの間は広いため、なんだか前後に車体が広がっているように見えるのでシート高が低いのでは、というイメージがあったんですよね。しかし、実際に跨ってみると、「お?意外とシート高が高め…」と予想外な展開です。小柄なライダーの方は、ちょっと足つきが良くないかなと感じてしまうかもしれません。

 私の身長だと両足はとりあえず爪先で着くことで、車両重量が178kgと支える上ではそこまで難しくない重さだと思います。

 ここで驚いたのはとても取り回しがしやすかったこと。シート高も低いわけではないですし、特別車体が軽いというわけでもありません。それは、このバイクの設計の特徴である、「ライダー中心に考えた設計」が理由なのかな、と感じました。運転姿勢は、ハンドル・シート・ステップの各位置を、ライダーが乗りやすい姿勢になるように計算されているんだそうです。これは、運転中だけでなく、取り回しやすさにも気を配られた設計なんだとか。なるほど、だからエンジンを停めた時、私のように足つきがあまり良くなくても取り回しのしやすさを感じたのですね。納得です…!

空冷4ストロークOHC単気筒エンジンから奏でられるサウンドは最高です

 いよいよエンジンスタートです。ここで注目していただきたいのは、ズバリ、“音”。私はこのGB350Sの音を是非、直接耳にしていただきたいのです。音は低めではあるのですが、唸るようなドドドドとした音でなく、何かを叩いているようなトンットンットンッと弾んだように響く音なんですよ。文字で表すのが難しいくらい特徴的で面白い音がしました。なにかが弾けたような音にも聴こえます。格好良さと、可愛いさの両方を兼ね備えた中性的な音なんですよ。ただの低い音じゃなく打楽器を叩いているような本当に不思議な音です。私は、発進時や低速時にアクセルを回したときの方が音がパキッと出るので、一番お気に入りです。本当にバイクによって色んな音の違いがあるので、それを聴き比べるのもバイクを乗る上での楽しさですよね

首都高速道路を運転中、急カーブでも「GB350S」は抜群に反応してくれました

 アクセルを捻るたびに、奏でる独特な音。そして、このクラシカルな外見とは裏腹に車体を傾けるたびにスポーティーな走りを実現してくれます。首都高速道路を運転してみましたが、急に現れるカーブへの反応も抜群です。また、これは先ほどお話しした「ライダー中心に考えた設計」だからこその、運転姿勢の安定感もあるのかなと。長い距離を走っていても疲れにくい、リラックスした姿勢は、初心者ライダーにとってもありがたいですね。そして、実は同じGBシリーズで、このGB350Sとは別にGB350というバイクもあります。今回私が試乗したGB350Sは、このGB350を基本に、よりスポーティーさを特徴としたバイクなんだそうです。

 確かにこちらのGB350Sの方がアクセルを回したときの反応や、車体を操っている時の感覚はよりダイレクトにバイクへ反映されている感じがしました。さらに、運転姿勢も若干GB350Sの方が、少々前傾姿勢になるように設計をしているようです。この微妙な違いだけで、バイクに乗ったときの感覚が違うのを私のような初心者ライダーでも感じることができました。なので、ベテランライダーの方が乗ったらより違いを体感できるかもしれません。

タンクの色や形も印象的な「GB350S」

 このレトロでおしゃれなデザインに加えて、音も打楽器を叩いているような独特なエンジン音は、思わずうっとりしてしまうライダーも少なくはないはず…。一方、ライダーがリラックスしながらもスポーティーな走りを実現させてくれるよう、設計されたこの運転姿勢。初心者ライダーの方や、免許を取ってから1台目のバイクにも是非オススメしたいバイクです!

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