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ヤマハの原付2種スクーター「シグナス グリファス」を発売

バイクのニュース / 2021年11月16日 14時58分

ヤマハは、水冷BLUE COREエンジンを搭載した原付2種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」を発売します。2022年2月24日には、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「CYGNUS GRYPHUS WGP 60th Anniversary」を1000台限定で発売。

■2003年以来、フルモデルチェンジされた「シグナス」

 ヤマハは、水冷・124cm3のBLUE COREエンジンを搭載した原付2種スクーターの新型「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」を2021年12月23日に発売します。また、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「CYGNUS GRYPHUS WGP 60th Anniversary」を1000台限定で、2月24日に発売します。シグナスは、1982年の登場(シグナス180)からモデルチェンジを繰り返しているヤマハのロングセラースクーターです。

「CYGNUS GRYPHUS」は、“Advanced Total Performance Sport”をコンセプトに開発。現行「CYGNUS-X」をフルモデルチェンジした「CYGNUSシリーズ」初の水冷エンジン搭載車です。パワーは従来比で20%以上、燃費は約20%向上(WMTCモード燃費/クラス1)しています。

■CYGNUS GRYPHUSの新たな特徴

(1)走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する水冷“BLUE CORE (ブルーコア)”エンジン

水冷“BLUE CORE (ブルーコア)”エンジンを搭載

 CYGNUSシリーズ初の水冷エンジンは、高燃焼効率、ロス低減、冷却性の3点を照準に開発し、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立させる“BLUE CORE (ブルーコア)”エンジンを搭載。燃焼室は、パワーと燃費の両立を図るためコンパクトに設計し、高効率燃焼のポイントとなる圧縮比は、従来の10:1から11.2:1へと高め、混合気のタンブル(縦渦)を効果的に生成させ、FIセッティングとの相乗効果で高出力と燃費性を備えています。出力は20%以上、燃費は約20%向上(WMTCモード燃費 クラス1)を図っています。

(2)静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」?全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」

静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」を採用

 エンジンには、「始動モーター」と「ジェネレーター」が一体化したSMG(Smart Motor Generator)を採用しています。始動時は始動モーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働きます。従来の始動モーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化・静粛始動を実現しています。

 また、エンジンにはVVA(Variable valve actuation=可変バルブ)を採用。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)のリフト量が 6000r/min で切り替わる機構で、相互にトルクカーブを補完し全域で優れたトルク特性を発揮しています。

(3)新設計フレームと新開発のワイドタイヤなどスポーティな走行性能を支える足回り

新設計のアンダーボーン型フレームを採用

 新エンジンの搭載・重心位置最適化と、ボディ剛性をバランスさせた新設計のアンダーボーン型フレームを採用。メインパイプは左右非対称で、またテンションバーによるチューニングにより強度剛性としなやかさをバランスさせています。さらに、スペース効率を配慮した設計により十分なシート下トランクスペースを確保しています。

 また、新ディメンションにより、良好な直進安定性と、スポーティで機敏な操縦性を両立。ホイールベースは現行モデル比で35mmロングの1340mm、キャスター角も変更しています。新開発のフロント120/70-12、リア130/70-12のワイドタイヤとのバランスにより、直進安定性と機敏な操縦性を兼ね備えています。

 ブレーキは、フロント245mm、リアには230mm(従来比30mm大径化)のディスクブレーキを採用し、リアブレーキ操作でフロントブレーキもバランスよく効力を発生させるUBS(ユニファイドブレーキシステム)を採用しています。

 さらに、33.0mmインナーチューブの正立式フロントサスペンションと、走行状況に応じてイニシャルを4段階調整できる2本のリアサスペンションを採用。減衰力特性を最適化しており、落ち着いた乗り心地に寄与しています。

(4)CYGNUSの血統を受け継いだ新スタイル

LEDヘッドランプは、従来の1灯式からシャープな2灯式に進化

 新エンジンと新フレーム採用にあわせ、スタイリングを刷新。ポイントは、CYGNUSシリーズを継承・進化させた“安定感のある乗り味”と、さらに進化した“スポーティ性能の表現”によるダイナミックな造形です。LEDヘッドランプは、従来の1灯式からシャープな2灯式に進化、ロービームでは右側が点灯、ハイビームで左右両方が点灯し、デザインコンセプトの“Glaring Predator”の通り、肉食動物が獲物を捕らえる時の表情をイメージさせています。

(5)快適便利な装備

シート下には、28L容量のトランクを装備

・大型液晶デジタルメーター
・28L容量シート下トランク
・USBソケットを備えたフロントポケット
・給油のしやすさに配慮したフロント給油口

ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「CYGNUS GRYPHUS WGP 60th Anniversary」

 原付2種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」の価格(税込)は、35万7500円、「CYGNUS GRYPHUS WGP 60th Anniversary」は、36万8500円です。

※ ※ ※

 原付2種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」の製造は、ヤマハモーター台湾で行います。

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