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ベネリ「TRK 800」発表 創業110周年を記念した新型アドベンチャーモデル【EICMA 2021】

バイクのニュース / 2021年11月27日 7時0分

ベネリは新型アドベンチャーモデル「TRK 800」を2021年11月25日からイタリア・ミラノで一般公開されているバイクの見本市「EICMA 2021」で公開しました。

■2022年後半からベネリの全ディーラーで販売

 ベネリは新型アドベンチャーモデル「TRK 800」を2021年11月25日からイタリア・ミラノで一般公開されているバイクの見本市「EICMA 2021」で公開しました。

 ベネリの創業110周年を記念して発売されるTRK 800は、本社と心臓部があるペサロのレオンチーノ家の研究開発部門で開発されたモデルで、舗装路、未舗装路にかかわらず、どんな旅にも対応できるように設計された最新機種です。

 ベネリのベストセラーモデルである「TRK 502 X」に加えて、TRKシリーズをさらに拡大したこのバイクは、排気量754ccの2気筒エンジンを搭載。モダンで洗練されたスタイルを持つ、俊敏で扱いやすい1台へと仕上げられています。

 流麗でしなやかな力強い現代的なラインが特徴のTRK 800は、従来のTRKシリーズのファミリー感はそのままに、よりエレガントで洗練されたビジュアルに進化。

ベネリの新型アドベンチャーモデル「TRK 800」

 フロントエンドとフロントマッドガードはより細くダイナミックになり、ダブルアーチのヘッドライトはDRL(デイタイム・ランニング・ライト)付きのフルLEDへと変更されました。

 搭載される水冷754cc2気筒4ストロークエンジンは、レオンチーノ800に搭載されているものと同様のユニットで、どんな状況下でも純粋な楽しさとパフォーマンスを発揮できるよう、76.2ps(56kW)/8500rpm、67Nm(6.8kgm)/6500rpmのトルクを発揮します。

 さらに、気筒あたり4バルブのダブルオーバーヘッドカムシャフトタイミングや、直径43mmのデュアルスロットルボディを採用。トルクアシスト付きの湿式スリッパークラッチや、6速ギアボックスの採用も特筆すべきポイントです。

 シャーシ面においては、高強度鋼板を用いたチューブラー・トレリス・フレームがベースとなっており、ロングツーリングでの疲労を軽減。あらゆる状況下で、ライダーに最高の俊敏性と快適性を提供できるように設計されています。

 また、人間工学に基づいた設計により、サイドケースやトップケースを装着した状態でも、ライダーとパッセンジャーの両方を楽に乗せることができるなど、直感的で快適なライディングポジションが実現されています。

ベネリの新型アドベンチャーモデル「TRK 800」

 サスペンションにおいては、フロントにリバウンド、コンプレッション、スプリングプリロードの調整が可能な50mmレッグのマルゾッキ製アップサイドダウンフォーク、リアにはスプリングプリロードと油圧式リバウンドダンピングの調整が可能なセントラルモノショックと53mmトラベル(ホイールで171mm)のアルミニウム製スイングアームを採用。オンロードでもオフロードでも最高の快適性が実現されています。

 さらに、ブレンボ製ブレーキシステムは、フロントに直径320mmのセミフローティングディスクと4ピストンキャリパーを、リアには直径260mmのディスクとシングルピストンキャリパーを採用。フロント19インチ、リア17インチのアルミ合金製リムには、それぞれ110/80-19、150/70-17のタイヤが装着されています。

 なお、TRK800では調整可能な大型フェアリングやハンドガード、バッフルによる空力的な保護にも細心の注意が払われており、ライダーとパッセンジャーを完璧に保護。スリムで広々としたシートや快適で頑丈なクラウンパッセンジャーグラブハンドル、標準装備のセンタースタンドなど、快適性や整備性にも最大限の配慮がなされています。

 そのほか、容量21リットルと余裕のある燃料タンクや、高解像度の7インチカラーTFTディスプレイを搭載するTRK 800は、2022年後半からベネリの全ディーラーで販売予定。価格は未定となっています。

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