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バイクで往く城跡巡り 鳥居をくぐると戦国時代にタイムスリップ!? 茨城県「長井戸城」

バイクのニュース / 2021年12月5日 11時0分

日本全国に多数残る城跡は、「水掘り」や「石垣」などのわかりやすい遺構だけではなく、わずかに残る堀の跡なども想像力を掻き立てる要素です。茨城県の「長井戸城」があった場所を訪れました。

■城跡巡りは戦国時代に思いを馳せる旅、ハラが減っては戦は出来ぬ?

 ホンダ「スーパーカブ」のような小柄なバイクでゆっくりと城跡巡りをしていると、その街並みと城の関係性のようなものが、なんとなく感じられることがあります。「ここが城なら防御しやすい丘があるな」、「この急な坂は城作りに役立ちそうだな」など。その意味では、「長井戸城」は少々唐突な印象です。周囲には畑と民家があり、急峻な丘も林も見当たりません。国道468号から少し外れたところに、「長井戸香取神社」(茨城県猿島郡境町長井戸)があります。

 長井戸香取神社の鳥居をくぐると、「長井戸城址」の看板があり、土塁と堀が視界に飛び込んで来ます。城の詳細な歴史は明らかにされていないようで、1532年から1555年までは菅谷左京という武士の居城だったと言われています。

 その後、小山氏、北条氏に攻略され、北条氏の支城、いわゆる「中継地点」として機能していたことが想像されます。その北条氏も豊臣家により滅ぼされ、長井戸城は廃城となったようです。

 遺構はほぼ壊滅しているとはいえ、堀跡などはしっかり残っています。まさに鳥居をくぐった瞬間、境内の空間だけが戦国時代の趣を残しているようで、タイムスリップしたかのような感覚になりました。ちなみに、長井戸香取神社は平成2年に新しく建立されたものだそうです。

 長井戸城の南西500mほどのところに「田向城」という城跡もありますが、ここも何かしらの関連性があるのかもしれません。

城跡巡りの後は、近所の「はすみ食堂」で昼食。アットホームな雰囲気でボリュームたっぷりのご飯が食べられる。写真は「ピーマン肉炒め定食」(850円)

 さて、城跡巡りの帰路、地元の食堂として親しまれている「はすみ食堂」(茨城県猿島郡境町長井戸531-3)に立ち寄り、昼食を頂きました。アットホームな雰囲気の食堂で、お食事も味、ボリューム共に満足なものでした。城跡巡りの際に立ち寄ることをオススメします。

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