美味しいアジフライを求めて走る旅 横須賀市の西海岸にある『新兵衛』は絶品を味わえる隠れ家的なお店だった
バイクのニュース / 2021年12月27日 11時0分
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。横須賀市の西海岸にある隠れ家的なお店「新兵衛」を訪れました。
■お店はドコ!? 本命のアジフライは大満足の味!!
美味しいアジフライを求めて、横須賀市の西海岸、長井漁港近くに絶品アジフライが味わえるとの情報を得た筆者(増井貴光)は、開店時間に合わせて目的のお店を目指し、バイクを走らせます。
相模湾に面した横須賀市最大の漁港である長井漁港。近くには長井水産の直売センターもあり新鮮な海産物を購入できる
都心方面からは横浜横須賀道路の「衣笠IC」から三浦縦貫道路を経由し、「林」出口から国道134号を南に下ります。人気の農産物直売所「すかなごっそ」を過ぎてひとつ目の信号「ソレイユの丘入口」交差点を右折、道なりに登っていくと「ソレイユの丘」に到着します。
今回の目的地である「新兵衛」はこの近くと聞いていたのですが、これがなかなか見つかりません。細い道に入って行こうと思ったら「新兵衛」と書かれた看板を見つけました。しかしその先にお店はありません。T字路に突き当たってふと脇を見ると、そこがお店の駐車場ではないですか! しかしお店は影も形もありません。Uターンしてゆっくり戻るとさらに脇道を見つけ、数十メートル進むと視界の隅に暖簾を発見しました。家屋かと思ったところにお店の入り口があったのです。文章にすると大した時間ではありませんが、けっこうウロウロと探し回ったので、見つけた時は小躍りしそうな勢いでした。
入り口が奥まったところにあるので見つけづらい「新兵衛」。あまり人に教えたくない隠れ家的な名店だった
暖簾をくぐりお店に入ります。開店時間から15分ほどしか経っていないはずなのに、ほぼ満席です。運良く大きなテーブルに相席させてもらえました。おかみさんと思われる女性から「最初の人たちの分を出し終わるまで待って」と言われます。もちろん待たせていただきます。
メニューはカウンターの上にある木札とホワイトボード。今回は何の迷いも無くアジフライ一択の予定ですが、念の為確認します。ホワイトボードに書かれた「地物刺身定食」をはじめ、「やがら」とか「皮はぎ」とか、何だかソソられる名前があります。「なわきり」という魚も気になってきました。待ち時間があるとついつい目移りして心が揺れ出しますが、ここで救世主が登場しました。先に頼まれたお客さんのアジフライ定食が出てきたのです。立派なアジフライが皿の上で輝いています。迷いは完全に消滅しました。ところがおかみさんから「今日は“かますフライ”がオススメだったんだ」と、常連と思われるお客さんに一言。え!? と思考が混乱しましたが、ここは冷静に「アジフライ定食」をお願いします。
朝獲れのオーラが輝いている「アジフライ定食」(1300円)。小鉢は、「もずく酢」と中華あんのかかった豆腐
待つこと10分ほどで黄金色に輝く「アジフライ定食」がやって来ました。お皿の上には、大きめのアジが2尾、付け合わせはキャベツとポテトサラダ。小鉢は、もずく酢と麻婆風のソースがかかった豆腐、そして普通盛りのご飯と味噌汁、漬物の定食です。
期待いっぱいでアジフライに箸を入れます。サクっと小気味良い音の揚げ具合、そして噛んだ瞬間に漁港直送の新鮮な魚ならではの濃厚な味が広がります。しかも身は溶けそうなくらいフワフワ。美味い! 美味すぎる! “アジフライ旅”史上、一、二を争うほどの美味さです。あっという間に1尾を食べ終わってしまいます。
アジフライしか見えていなかったので、気を取り直して付け合わせのキャベツをいただきます。地元三浦の野菜でしょうか、甘味があってシャキシャキ食感、口には出せませんが頭の中では盛り上がりっぱなしです。クールダウンのつもりで口を付けたみそ汁がまた美味しくて……。
2尾目のアジフライは、ゆっくり味わって食べます。新鮮な獲れたてのアジと絶妙な揚げ具合がたまりません。食べ終わってしまうのが惜しい。しっぽまで美味しくいただきました。ご馳走様でした!
「荒崎公園」では三浦半島独特の地形を楽しめる。天気が良ければ富士山や伊豆半島、伊豆大島も見える
食後のショートツーリングは、相席のお客さんに教えていただいた「荒崎公園」へ向かいます。駐車場にバイクを停めて海まで散策です。海岸はゴジラの背中のような「三浦層群」という独特の地形や海食洞が見れます。天気が良かったこともあって海がとても綺麗です。もしやこの岩場にアジがいるのか? などと覗き込んでみます。夏に素潜りして探してみようかなどと妄想しながら、帰路につきました。
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