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ホントに初心者でも参加可能!? カワサキ主催の「Ninja ZX-25R」ワンメイクレース参戦レポート 準備編

バイクのニュース / 2022年1月3日 17時0分

レース初心者の女子ライダーが、カワサキが2021年からスタートさせた「Ninja ZX-25R」のワンメイクレース「Ninja Team Green Cup」の最終戦に参戦しました。まずは、その準備についてレポートします。

■エントリーユーザーでも楽しめるワンメイクレース

 初心者でも楽しめる一般参加型レースと謳っているレースは、数多く開催されています。

 2021年からカワサキがスタートさせた「Ninja Team Green Cup」もそのひとつですが、このサーキットイベントは同社が2020年9月に発売した250ccクラスの並列4気筒エンジン搭載のスーパースポーツモデル「Ninja ZX-25R」を使ったワンメイクレースです。

カワサキ「Ninja ZX-25R」と筆者(先川知香)。2022年シーズンも自身の愛車でNinja Team Green Cupに参戦予定ですカワサキ「Ninja ZX-25R」と筆者(先川知香)。2022年シーズンも自身の愛車でNinja Team Green Cupに参戦予定です

 若かりし頃にサーキットを少し走っていた経験があるという程度の、サーキットでは初心者レベルの筆者(先川知香)は、このエントリーユーザーでも楽しめるレースというものに、何度も参加した経験があるのですが、そのほとんどは、主催者の初心者にも参加して欲しいという想いのみでエントリーユーザーOKと謳っているだけで、実際に参加してみると、少しこなれたレベルの参加者に狭いコーナーで無理矢理、抜かれたり、怖い思いをすることがほとんど。初心者が楽しめるというには、程遠いものばかりです。

「どうせまた、初心者は怖い思いをするんだろうな」そんなことを思いながらも、チャンスがあるなら本格的なスプリントレースに出てみたいという好奇心に負け、2021年10月31日にツインリンクもてぎで開催された、Ninja Team Green Cupの最終戦への参戦を決めました。

カワサキ「Ninja ZX-25R」カワサキ「Ninja ZX-25R」

 ちなみに、私の初心者度合いはどれぐらいのレベルなのかというと、サーキットを走るのは年に1、2回の走行会のみで、誰でも参加OKを謳っている耐久レースには何度か参戦したことはあるものの、スプリントレースは初めて。ツインリンクもてぎの国際レーシングコースをバイクで走ったことも無ければ、Ninja ZX-25Rにまたがったことも1度もありません。

 唯一の一般的なサーキット初心者との違いはというと、Ninja Team Green Cup への参戦に必要な、MFJライセンスを保持していたこと。いつかレースに出るのだと、バイクでのサーキット走行を始めたばかりの頃に張り切って取得し、今では身分証にすら使えない、ペーパードライバーの運転免許証のような存在になっていました。

■まずは準備の流れを紹介

 そんな私の、Ninja Team Green Cup初参戦をレポート。まずは、事前準備の流れをご紹介します。

カワサキ「Ninja ZX-25R」と筆者(先川知香)。参戦にはMFJのフレッシュマンか国内ライセンスや規定の装備品が必要になりますカワサキ「Ninja ZX-25R」と筆者(先川知香)。参戦にはMFJのフレッシュマンか国内ライセンスや規定の装備品が必要になります

 このレースへの参戦に必要なのは、ノーマルのNinja ZX-25Rとサーキットを走る仕様にするためのスタートキット(オイルドレンボルト/オイルフィラーキャップ/ホースバンド/レバーガード/ZX25R RC用スタートキットFB)、そしてオフィシャルレーシングスーツとMFJ公認のフルフェイスヘルメット、レーシンググローブにレーシングブーツ、CE規格のチェストパットや脊髄パット、ヘルメットリムーバー、そしてMFJのフレッシュマンか国内ライセンスです。

 そのため、このレースでレースデビューをしようと思ったら、Ninja ZX-25R 本体93万5000円(消費税10%込 以下同様)、スタートキット2万2000円、オフィシャルレーシングスーツ18万4800円から、装備類10万円程度、MFJフレッシュマンライセンス5万円程度、エントリー料金1万8600円、そこに遠征費などもろもろの経費を合わせて、ざっと150万円弱はかかってしまう計算となります。

カワサキ「Ninja ZX-25R」(レース仕様車)でNinja Team Green Cupに参戦する筆者(先川知香)カワサキ「Ninja ZX-25R」(レース仕様車)でNinja Team Green Cupに参戦する筆者(先川知香)

 こうして具体的な数字にしてみると高いと思えてしまいますが、これは初期費用。1度購入してしまえば、後は、エントリー費や遠征費、消耗品代などで済むため、生活の1部としてバイクライフを楽しみながら、レースにも参戦できると考えれば、納得のできる価格感ではないでしょうか。

 ちなみに、バイクの車体を含めて必要な装備類はすべて、新品である必要はないため、中古車を探すなど、初期費用を抑えることも十分可能となっています。

 そんな、参戦に必要なアイテムを揃え、準備OK! 次回は、遂にレース参戦の流れをレポートしたいと思います。

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