1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

自転車のタイヤ 適正空気圧はどうやって測る? 日常整備で快適自転車生活

バイクのニュース / 2022年7月9日 15時0分

自転車を快適に走らせるには、タイヤの空気圧を適正に保つことが重要です。使っている自転車の適正空気圧の確認方法を紹介します。

■タイヤの空気圧、日常的にチェックすることが大事

 自転車を快適に走らせるには、タイヤの空気圧を適正に保つことが重要です。それによってタイヤの寿命も延び、パンクの予防にもつながります。そして空気圧不足はもちろん、空気を入れ過ぎてもタイヤに悪影響を与えるので注意が必要です。「タイヤの性能が十分に発揮され、かつ最もパンクしにくい空気圧」が適正なのです。

自転車のタイヤの適正空気圧は側面に数値が記載されている自転車のタイヤの適正空気圧は側面に数値が記載されている

 タイヤの「適正空気圧」は、そのタイヤの側面に記載されています。単位はタイヤの種類やメーカーによって異なりますが、bar(バール)、psi(ポンド・パー・スクエア・インチ)、kPa(キロパスカル)、kgf/cm2(重量キログラム毎平方センチメートル)などで表記され、空気圧ゲージ付きの空気入れがあれば、数値を見ながら適正値まで空気を入れることができます。

 しかし「チューブバルブ」の種類によって、正確な空気圧を測れない場合があります。「チューブバルブ」には「仏式」「米式」「英式」の3種類があり、競技などで使われるロードバイクや、荒れ地で走ることを目的としているMTB(マウンテンバイク)などに使われる仏式と米式は正確な数値を測ることができますが、日本国内で広く普及している「ママチャリ」(=シティサイクル)に使われている英式は、その構造上、空気圧ゲージで測っても誤差が生じてしまいます。

 とはいえ、舗装された路面の街中で使われることを前提とした「ママチャリ」であれば、そこまで厳密に空気圧を測る必要はないでしょう。指の腹でグッと押してしっかりした反発があれば大丈夫。目安としては野球の軟式ボールくらいの硬さがイメージです。軟式ボールをイメージしづらい時は、自転車を横から見てタイヤと地面の接地面が10cmくらいであれば、十分な空気が入っていると思って問題ないでしょう。

 また、暑い季節は走行中に路面の熱でタイヤ内の空気が暖められて膨張するので、夏場は少し低めにすることもポイントです。空気を入れ過ぎた場合は、バルブの袋ナット(バルブナット)をゆっくり緩めて空気を抜きます。“シュー”という音とともに空気が抜けていきます。その際、一気に緩めると中の「バルブコア(虫ゴム)」が吹き飛ばされるので気をつけましょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください