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猿がバイクを運転する!?「エイプバー」とは?【バイク用語辞典】

バイクのニュース / 2024年11月9日 17時10分

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。

■ゆったりとしたポジションを生み出すカスタムパーツ

 エイプバー(エイプハンガー)とはカスタムパーツの一種で、一般的なアップハンドルよりもさらに高い位置にグリップのあるハンドルのことです。

チョッパーなどに装備されることの多いエイプハンガーチョッパーなどに装備されることの多いエイプハンガー

 1950年代のFormica(フォーマイカ)製の椅子の脚がちょうどハーレーのハンドルと同じく1インチ径だったことと、その形状から当時の若者が愛車に取り付けたのが始まりといわれています。

 名前の由来は、両手を上げて乗るライディングポジションが、まるで木にぶら下がっている猿のように見えるから。ちなみにエイプバーよりもさらにグリップ位置が高く、両腕のひじが伸びきった状態になるハンドルのことを「スカイハイバー」と呼びます。

チョッパーなどに装備されることの多いエイプハンガーチョッパーなどに装備されることの多いエイプハンガー

 しかし、アップハンドルとエイプバー、スカイハイバーなどに明確な基準があるわけではなく、製作者や使用者によって呼び名はまちまちです。

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