思いやりのつもりが…職場で「マウンティングと勘違いされる」実例2つ

BizLady / 2015年1月5日 11時45分

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持ち物や自分の境遇などを示して、相手より優位に立とうとする行為、それがマウンティングだ。ファッション業界の裏を舞台にしたテレビドラマ『ファースト・クラス』でその手口が演出され、みなさんも一度は今年この言葉を耳にする機会があったのでは?

職場でも行われる可能性のあるマウンティング。自分にそのつもりがなくても、相手にはマウンティングの一部だと捉えられてしまうことは避けておきたいものだ。

そこで今回は、働く女性のナマの声をもとに、せっかくの思いやりが“マウンティング”と捉えられてしまった悲しい実例をふたつ、ご紹介しよう。

■1:丁寧すぎる御礼

「アパレルのプレスを担当しています。以前、どうしても商品の発送が間に合わず、自宅からリース(貸し出し)商品を送りました。自分の会社の住所を覚えていなかったので、伝票に自宅の住所を記入してしまった私が悪いのですが、後日、相手先から自宅宛に御礼のハガキが届いたのです。

お礼を伝えていただけるなんて、素敵な行為のはずなのに、私もハガキを送るべきなのか、この思いやりをどうお返ししたらよいのか迷ってしまい、複雑な気持ちになりました。業務をこなしただけで、お礼状をいただくほどのことはしていないのですから。これって素敵な私をアピールしている、新手のマウンティング!?」(アパレル会社勤務・プレス担当・26歳)

うがった見方をすれば切りがないが、それほど親しいわけでもない仕事の相手が、偶然知ることになった個人の自宅の住所をたどってお礼状を発送するというのは、確かに少し丁寧すぎるといえるのかもしれない。

お礼状を受け取った彼女は、「こんなに素敵な方法で御礼を伝えている私っていい女でしょう!」という押し付けに感じられてしまったのだとか。

同封しなければいけないものがないのなら、お礼のメールを送信するだけでも十分気持ちは伝わるのかもしれない。せめて職場宛でもよかったのでは? あなたはどう感じるだろうか。

■2:プライベートを開示

「部長は名家の出身なので、お酒の席の度に、誰かがそれを言っておだてなければなりません」 こう語ってくれたのはIT会社で営業職を勤める32歳の女性だ。

「本人が言わなければ、実家の情報など知り得るはずはないのですが。入社後、どの段階で自らその話をしたのかはわかりません。ドライな職場だと思ったIT関連職でも、日本的な空気の読み方と発言を強要されることに戸惑いました」

どうやらこの部長いわく、部下から公私ともに相談をしやすいように、自分からプライベートを明かしているのだそう。部下思いの良い上司のようなのに、違った捉え方をされてしまっては可哀想だ。

しかしおだてられ方や状況によっては「私は君たちとは出身が違うんだぞ」というマウンティングに捉えられかねない。

以上、せっかくの思いやりがマウンティングに捉えられてしまった実例をご紹介したが、どう感じただろうか?

マウンティングといえば、女性の腹黒さがクローズアップされがちだが、職場においては男性の方が、女性同士よりも根が深いのかもしれない!? 何にせよ、誤解されないようにしたいものだ。

BizLady

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